世界を代表する映画監督クリストファー・ノーラン。当ブログでも、彼が監督した作品のレビュー記事（解説&感想）を多数アップしてきました。
そこで、今回はクリストファー・ノーラン監督の作品のレビューをまとめたいと思います（本ページではネタバレなしで記載します。ネタバレありの解説&感想はリンク先の個別記事をご覧ください）。
クリストファー・ノーラン監督作品レビュー
(1) フォロウィング（1979）
My評価: ☆☆☆☆☆☆☆★★★
ノーラン監督の記念すべき長編デビュー作。時系列が複雑に入り組んだ構成を始めとして、すでにノーラン監督らしさが詰まっています。何も知らずに本作を観ても「クリストファー・ノーランが若い頃に撮ってそうな映画」と形容してしまいそうな作品。
(2) メメント（2000）
My評価: ☆☆☆☆☆☆☆☆☆★
怪我の後遺症により記憶が10分しか持たない男が、妻を殺した犯人を追う。主人公の感覚を疑似体験させるがごとく、時間をどんどん遡っていくという衝撃の構成が光る名作です。
(3) インソムニア（2002）
～記事は準備中～
My評価: ☆☆☆☆☆☆★★★★
不眠症に悩まされる刑事が殺人者を追うサスペンス映画。アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ、ヒラリー・スワンクという3人のオスカー俳優の共演が贅沢な作品ながら、ノーラン監督作品の中では比較的平凡な印象。公開当時に観たきりで記事は書けていないので、いずれ再見したい作品です。
(4) バットマン ビギンズ（2005）
My評価: ☆☆☆☆☆☆☆☆☆★
「ダークナイト・トリロジー」と呼ばれるバットマン三部作の第1作。バットマンの長編映画としては3度目のシリーズ化となる作品ですが、ダーク&リアリズムな世界観が見事に構築され、これまでにないアメコミ映画になっています。
(5) プレステージ（2006）
～記事は準備中～
My評価: ☆☆☆☆☆☆☆★★★
因縁を抱えた2人のマジシャンを描くサスペンス映画。2人が繰り広げるライバル同士の競り合いにぐいぐい引き込まれ、結末まで一気に見せてくれます。公開当時に観たきりで記事は書けていないので、いずれ再見したい作品です。
(6) ダークナイト（2008）
My評価: ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『バットマン ビギンズ』に続く、ダークナイト・トリロジーの第2作。対比の効いた緻密な脚本と、ジョーカーを演じたヒース・レジャーの超絶なパフォーマンスも相まって、アメコミ映画の枠を超えた、映画史に残る傑作になっています。
(7) インセプション（2010）
My評価: ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
他人と夢を共有し、夢の中で相手の深層心理に意識を植え付ける——。そんなSF設定の中で繰り広げられるドラマとアクション。ノーラン監督の才能を見せつけられる至極の2時間半です。
(8) ダークナイト ライジング（2012）
My評価: ☆☆☆☆☆☆☆☆☆★
『ダークナイト』に続く、ダークナイト・トリロジーの第3作。悲愴感漂う序盤から、興奮が濃縮されたクライマックス、深い余韻を残すエピローグまで見事な仕上がり。傑作トリロジーの最終章として大満足の作品です。
(9) インターステラー（2014）
My評価: ☆☆☆☆☆☆☆☆☆★
元宇宙飛行士でエンジニアの主人公が別の銀河へと旅立ち、人類が住める惑星を探すミッションに挑む。『2001年宇宙の旅』の影響も感じられる、時間と空間を超える壮大な物語。一度観ただけでは理解しきれない難解さがありますが、考察するに足る作品です。
(10) ダンケルク（2017）
My評価: ☆☆☆☆☆☆☆☆★★
ノーラン監督が初めて史実をもとにした物語を描くことで話題となった作品。第二次世界大戦における英仏軍の大規模な撤退作戦を描きます。史実を描く中でも、時間軸の異なる3つの物語を同時進行で描くあたりに、ノーラン監督らしさがありありと感じられる作品です。
(11) TENET テネット（2020）
My評価: ☆☆☆☆☆☆☆★★★
時間の順行と逆行を同じ空間の中で織り交ぜて描くという、それだけ聞いても訳の分からないことをやってのけたSF映画（笑）。複雑で難解な作品が珍しくないノーラン監督作品の中でも最も難解で、最も攻めた実験的作品です。
(12) オッペンハイマー（2024）
My評価: ☆☆☆☆☆☆☆★★★
「原爆の父」と呼ばれるロバート・オッペンハイマーの伝記映画。伝記映画でさえ、時系列を入り乱せて描くのがクリストファー・ノーランという男です。素晴らしい力作ですし、アカデミー賞7部門受賞も納得なのですが、正直なところ、私がノーラン監督に求めるのは、娯楽大作であることを認識させられました。
Myランキング
1. ダークナイト
2. インセプション
3. インターステラー
4. メメント
5. ダークナイト ライジング
6. バットマン ビギンズ
7. ダンケルク
8. TENET テネット
9. プレステージ
10. フォロウィング
最後に
今回はクリストファー・ノーラン監督の長編作品のレビューをまとめさせていただきました。こうして並べてみると、映画史に残る名作の数々に改めてノーラン監督のすごさを認識させられます。次回作にも期待です！
最後までお読みいただき、ありがとうございました！！
多趣味を活かしていろいろ発信しておりますので、興味のあるカテゴリーがございましたら他の記事ものぞいていただけると嬉しいです！
はてなブログの方は、読者登録もお願いします！
↓ 他の映画の解説＆感想もぜひご覧ください！
