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映画『ドクター・ストレンジ』解説&感想 独自性のあるアクションが楽しいヒーロー映画

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どうも、たきじです。

 

今回は2016年公開のアメリカ映画『ドクター・ストレンジ』の解説&感想です。ドクター・ストレンジ・シリーズの第1作にして、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品としては『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に続く第14作にあたります。

 

 

↓ MCU前作の解説&感想はこちら

 

作品情報

タイトル:ドクター・ストレンジ

原題  :Doctor Strange

製作年 :2016年

製作国 :アメリカ

監督  :スコット・デリクソン
出演  :ベネディクト・カンバーバッチ
     キウェテル・イジョフォー
     レイチェル・マクアダムス
     ベネディクト・ウォン
     マイケル・スタールバーグ
     ベンジャミン・ブラット
     スコット・アドキンス
     マッツ・ミケルセン
     ティルダ・スウィントン

上映時間:115分

 

解説&感想(ネタバレあり)

医師としての名声を得ているものの、プライドが高く傲慢なスティーヴン・ストレンジ。彼が事故をきっかけに全てを失い、やがてヒーロー"ドクター・ストレンジ"として覚醒するというのが本作のストーリーです。

 

スティーヴンがカマー・タージで修行する物語前半は、東洋的な神秘や哲学的な対話などの要素が『バットマン ビギンズ』や『マトリックス』を思わせます。また、建築物が動的に変形する様子は『ダークシティ』や『インセプション』、時間の順行と逆行が交錯する中でのアクションは『TENET テネット』を思わせます(『テネット』よりは本作の方が先)。

 

そんな風に既視感のある要素も多い中で、アクション表現は独自性を発揮しています。空間にバーチャルな武器を作り出したり、ゲートで"どこでもドア"のように移動したり、ミラー次元での戦いだったり、独自の設定をうまく活用したアクション設計は楽しいですね。

 

マルチバースの絡みが示唆される中、本作では時間の概念を絡めてクライマックスを描いているのも面白いです。上述の通り、『テネット』に先駆けて、時間の順行と逆行が交錯させた表現も見どころでした。

 

本作の主な出演者は、ベネディクト・カンバーバッチ、キウェテル・イジョフォー、レイチェル・マクアダムス、マッツ・ミケルセン、ティルダ・スウィントン。MCU作品のようなブロックバスター映画のキャストとしては地味な印象もありますが、5人ともアカデミー賞やカンヌ国際映画祭でノミネートや受賞の経験がある演技派揃い。映画好きとしては嬉しいキャスティングでした。

 

最後に

今回は映画『ドクター・ストレンジ』の解説&感想でした。飛び抜けた魅力は感じないものの、決して退屈はしませんし、独自性のあるアクションが楽しい作品でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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↓ MCU次作の解説&感想はこちら

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