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映画『007/オクトパシー』解説&感想 ある意味で平均点な007と言える第13作

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どうも、たきじです。

 

今回は1983年公開の英米合作映画『007/オクトパシー』の解説&感想です。007シリーズとしては、前作『007/ユア・アイズ・オンリー』に続く第13作です。

 

 

↓ 前作の解説&感想はこちら

 

作品情報

タイトル:007/オクトパシー

原題  :Octopussy

製作年 :1983年

製作国 :イギリス、アメリカ

監督  :ジョン・グレン

出演  :ロジャー・ムーア
     モード・アダムス
     ルイ・ジュールダン
     クリスティナ・ウェイボーン
     カビール・ベディ
     スティーヴン・バーコフ
     ロバート・ブラウン
     ジョフリー・キーン
     デスモンド・リュウェリン
     ロイス・マクスウェル

上映時間:130分

 

解説&感想(ネタバレあり)

本シリーズは、第10作『私を愛したスパイ』あたりから、毎度プレタイトル・シークエンスで非常に派手なスタントによるアクションを見せるようになっており、作品の見せ場の一つとなっています。


本作ではジェームズ・ボンドが変装して敵基地に侵入し、やがて逃げ出しつつミッション遂行に奮闘する様子を描いており、かなり小慣れた印象でまとまっています。飛行機によるスタント(および特撮)はややリアリティに欠けた過剰演出にも思えますが、オープニングなので挨拶代わりにこれくらいかますのも悪くないか。


本編中も、インドでのカーチェイスや、西部劇ばりの列車アクションなど、アクションシーンはなかなか力が入っていますね。何より目を見張るのは、クライマックス。飛んでいる飛行機の外でのアクションはなかなかの迫力と緊張感です。離陸する飛行機にしがみつくなんてアクションは『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のトム・クルーズのスタントも有名ですが、本作が元祖でしょう。


アクション以外にも、オークションでの駆け引きや、卵のすり替え、カジノでのイカサマ破りなど、本作のボンドは一流のエージェントらしい活躍を見せます。こういう描写の積み重ねはキャラクター構築においてすごく大事ですね。

 


「かっこいいボンド」が描かれる一方で、荒唐無稽な描写やコミカルな描写は本作でも少なくありません。


サイコロ握りつぶして粉々にする敵の側近の男、半裸で回転刃みたいのを振り回す殺し屋などは、漫画的で荒唐無稽です。


セクシー女性ばかりを集めたオクトパシーの一味も現実離れしてますね(あのユニタードのような謎の衣装も笑)。表向きはサーカス団ということも含め、第3作『ゴールドフィンガー』の空中サーカス団を思い出します。


また、ボンドが、ワニの姿にカムフラージュして潜水したり(これも第3作『ゴールドフィンガー』に登場した、頭に水鳥が付いたシュノーケルを思い出させる)、着ぐるみに身を隠してジタバタしたりといった描写は結構ふざけてますよね(笑)。


極め付けは、ボンドが敵を欺くために道化師に化けるシーン。トレーラーに駆け込んだボンドが道化の姿で出てきますが、衣装だけでなくばっちり白塗りのメイクまでしています。核爆弾の爆発時刻が迫る中で、どんだけ仕上げとんねんと(笑)。


個人的には、シリアス路線の方が好きなので、上記のような描写はふざけ過ぎに映ります。

 

インドのシーンの冒頭、ヘビ使いに変装した協力者のビジャイがボンドへの合図として笛でメロディーを奏でています。この時の奏でられる曲がなんと007のテーマ曲。これくらいの軽いユーモアがちょうどいいです。

 


ビジャイを演じているのは当時現役テニスプレイヤーだったビジャイ・アムリトラジ。ウィンブルドンや全米オープンでベスト8まで行った選手です。敵のテニスクラブに潜入(パート勤務)してバックハンドを覚えたという設定や、カーチェイスシーンでテニスラケットを持って戦うのは、彼を知っていれば笑えるネタです。


それを見ている群衆が、テニスの試合を見ているように首を左右に振るのは、ちょっとふざけ過ぎか(笑)。


さて、本作のメインのボンドガールはタイトルロールのオクトパシー。演じたモード・アダムスは当時最年長のボンドガール(38歳)で、大人の魅力が溢れていました。彼女は第9作『黄金銃を持つ男』でも別の役柄でボンドガール(メインではない)として出演していました。


本シリーズでは、同じ役者が違う役を演じるケースが時々あります。第5作『007は二度死ぬ』でボンドの協力者を演じたチャールズ・グレイが第7作『ダイヤモンドは永遠に』で敵のボスのブロフェルドを演じていたり。


脇役ならまだしも、メインキャラで同じ役者を使い回すのはどうなんでしょう(笑)。

 

最後に

今回は映画『007/オクトパシー』の解説&感想でした。抜きん出て素晴らしいというわけではないものの見どころはそれなりにあり、まずまず楽しめます。いくらかの興奮と、いくらかの荒唐無稽さと、いくらかの笑い。007としてはある意味で平均的な作品と言えるかもしれません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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