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映画『DUNE/デューン 砂の惑星』感想 頭よりも目や耳で楽しむべき作品

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どうも、たきじです。

 

今回は2021年公開のアメリカ映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の感想です。

 

 

作品情報

タイトル:DUNE/デューン 砂の惑星

原題  :Dune

製作年 :2021年

製作国 :アメリカ

監督  :ドゥニ・ヴィルヌーヴ

出演  :ティモシー・シャラメ
     レベッカ・ファーガソン
     オスカー・アイザック
     ジョシュ・ブローリン
     ステラン・スカルスガルド
     デイヴ・バウティスタ
     スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン
     ゼンデイヤ
     チャン・チェン
     シャロン・ダンカン=ブルースター
     シャーロット・ランプリング
     ジェイソン・モモア
     ハビエル・バルデム

上映時間:155分

 

感想(ややネタバレあり)

本作の原作は、フランク・ハーバートによって1965年に発表された小説『デューン砂の惑星』。1984年にはデヴィッド・リンチ監督により映画化され、2000年にはTVシリーズ化されており、本作はリメイク作品ということになります。

 

私は原作未読ですし、過去の映像作品も未見。本作で初めてDUNEに触れて、まず印象的だったのは、『スター・ウォーズ』のように、しっかりと描きこまれた独自の世界観です。もちろん、この例えは適切ではなく、『スター・ウォーズ』が本作(の原作)の影響を受けているのでしょうけどね。銀河を舞台にした物語の壮大なスケールや、フォースを思わせる"ボイス"なんていう特殊能力は『スター・ウォーズ』への系譜を感じさせます。

 

それから、目に留まったのは、作品に登場する航空機がオーニソプター(羽ばたき式の航空機)であること。宮崎駿監督も『天空の城ラピュタ』や『ハウルの動く城』で登場させていますが、現実には実用化されていない航空機であるだけに、ファンタジーの雰囲気が演出されます。

 

さて、上述のような世界観は本作の魅力の一つですが、本作で何より際立っているのは、壮大なスケールの物語を見事に表現した映像と音楽でしょう。撮影、美術、衣装、音楽、それらが溶け合って生み出される本作の空気は唯一無二と言えるでしょう。

 

一方で、物語としての面白さ、興奮はあまりなく、やや退屈する場面も少なくありませんでした。ストーリー的に随分と中途半端なところで終わってしまうのも残念なところ。本作は原作の前半部分にあたるということなので仕方ないとはいえ、一本の映画としてのクライマックスの盛り上がりが不足しています(本作の製作時点では、続編の製作が正式決定してなかったというから驚きです)。

 

そんなこともあって、脚本重視の私としてはそこまでハマらない作品でした。

 

最後に

今回は映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の感想でした。独自の世界観と、壮大なスケールの物語を見事に表現した映像と音楽は素晴らしいものの、物語としての面白さは物足りない作品でした。頭よりも目や耳で楽しむべき作品ですね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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