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映画『X-MEN: アポカリプス』解説&感想 良くも悪くもX-MEN映画らしい作品

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どうも、たきじです。

 

今回は2016年公開のアメリカ映画『X-MEN: アポカリプス』の解説&感想です。『X-MEN: フューチャー&パスト』に続く、X-MEN新シリーズの第3作、X-MEN映画としては『デッドプール』に続く第9作です。

 

 

↓ 前作の解説&感想はこちら

↓ X-MEN映画の前作の解説&感想はこちら

 

作品情報

タイトル:X-MEN: アポカリプス

原題  :X-Men: Apocalypse

製作年 :2016年

製作国 :アメリカ

監督  :ブライアン・シンガー

出演  :ジェームズ・マカヴォイ
     マイケル・ファスベンダー
     ジェニファー・ローレンス
     オスカー・アイザック
     ニコラス・ホルト
     ローズ・バーン
     エヴァン・ピーターズ
     タイ・シェリダン
     ソフィー・ターナー
     オリヴィア・マン
     ルーカス・ティル
     コディ・スミット=マクフィー
     アレクサンドラ・シップ
     ベン・ハーディ

上映時間:144分

 

解説&感想(ネタバレあり)

強敵アポカリプスとの激突

『X-MEN: アポカリプス』は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』に始まる新シリーズの第3作。副題にもある通り、今回の敵はアポカリプス。カプコンから発売されたアクションゲーム『X-MEN Mutant Apocalypse』や格闘ゲーム『X-MEN VS. STREET FIGHTER』などでヴィランとして登場するので、日本でもゲーム好きには馴染みのあるキャラクターかもしれません。

 

アポカリプスは他のミュータントの肉体に魂を移すことで、そのミュータントの能力ごと奪ってしまいます。つまり、様々なミュータントから奪った能力を持ったチートなキャラクターです。

 

それぞれの運命が動き出す序盤

映画序盤では、それぞれのキャラクターの動向が並行して描かれます。

 

  • 後にサイクロップスとなる高校生スコット・サマーズが能力に目覚め、チャールズ(プロフェッサーX)が「恵まれし子らの学園」に彼を受け入れる。
  • レイブン(ミスティーク)がミュータントの闇社会で、カート(ナイトクロウラー)を保護する。
  • エリック(マグニートー)は家族と平穏な生活を送るも、過去から逃れきれずに悲劇に見舞われる。
  • アポカリプスが復活し、手下となる四騎士を集め始める。

 

彼らの動向が今後どのように交わり、どのように1つの物語に収束していくのか、期待を煽る魅力的な序盤でした。

 

X-MENらしいチームバトル

本作でも、X-MENシリーズならではの「多様な能力を持つ仲間たちの共闘」の楽しさは健在です。ミスティーク、ビースト、クイックシルバー、サイクロップス、ナイトクローラー、ジーン・グレイなんていう登場キャラクターの構成も良いですね。

 

個人的に注目したいのはサイクロップス。X-MENの中心人物なのに、旧シリーズではロクな見せ場がないまま終わってしまいました。新シリーズで初登場となる本作ではしっかり活躍していて安心しました(笑)。

 

また、前作でワンポイントの登場ながら強烈な印象を残したクイックシルバーが本作では本格的に仲間に加わります。超高速で移動するチート能力を活かしたユーモラスなアクションが相変わらず楽しいですが、アポカリプスの前ではチートさが少し霞んでしまいます。

 

そんな中で、アポカリプスを上回るチートキャラが誕生しますね。クライマックスで内なる力を解放したジーン・グレイはアポカリプスを圧倒します。これを見せた上で、次作が『ダーク・フェニックス』というのはいい流れです。

 

シリーズ原点への繋がり

本作で、正式にX-MENが結成され、シリーズの原点へとつながっていきます。彼らが、センチネルを相手にデンジャールームで訓練するラストシーンは、原作ファンへのファンサービスですね。

 

そう言えば、チャールズもついにスキンヘッドになって原点につながりました。アポカリプスの魂をチャールズの肉体に移す儀式の際に髪が抜け落ちたわけですけど、これで髪の毛が抜けるという展開はちょっと強引さを感じてしまいましたが(笑)。

 

エリックの内面描写の甘さ

全体として本作はとても楽しめる作品でしたが、そんな中で大きな不満は、エリックの描写です。過去二作でもそうでしたが、彼の内面の描写が甘く、行動にまったく説得力がないのです。

 

前作で人類を敵とみなして振り切れていた彼が、本作では冒頭からごく普通の家庭生活に落ち着いています。それが家族を殺されてまたブチギレてアポカリプスの部下として人類の敵になり(これはまあ分かる)、最後はまた味方になります。なんかストーリー上で便利に転がし過ぎに感じてしまうんですよね。

 

クライマックスで味方になる瞬間、彼が操った鉄柱が「X」の文字を描くという演出は胸が熱くなるものではありますが、彼の心の変化がしっかり描かれていないので、感情移入しづらい面もありました。それ故に、ちょっと狙い過ぎていて小っ恥ずかしくも感じられました(笑)。

 

エリックの心の揺れをもう少し深掘りできていれば、本作のドラマ性はより深まり、アクションもさらに盛り上がったと思うので、惜しいところです。

 

ウルヴァリンも登場

中盤では、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)が過去二作に続いて出演しています。本作では、ストライカーの研究施設でウェポンXとして1場面だけ登場します。大暴れして敵を一掃して去っていくという、カメオ出演として絶妙な登場の仕方です。ヒュー・ジャックマンのスター性も相まって、短いながらもインパクト抜群のシーンになっています。

 

ただ、引っかかるのは前作のラストでウルヴァリンを回収したのは、ストライカーに変身したミスティークだったこと。それが本作では普通にストライカー本人がウルヴァリンを管理していて、前作のラストの描写が何の意味もなかったことになっています。X-MEN映画ではこの手の"伏線の放置"が珍しくないのですけどね…(本作のポストクレジットシーンで、エセックス社がウルヴァリンの血液を回収するシーンもその一つ)。

 

最後に

今回は映画『X-MEN: アポカリプス』の解説&感想でした。エリックの内面描写が甘かったり、伏線の放置だったりと、過去二作の弱点は相変わらず。しかしながら、それぞれの多様な能力を活かして協力して戦う、X-MENシリーズならではの楽しさは健在で、全体としては十分に楽しめる作品に仕上がっています。良くも悪くもX-MEN映画らしい作品でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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