どうも、たきじです。
今回は2007年公開のアメリカ映画『ファンタスティック・フォー 銀河の危機』の解説&感想です。これまでにシリーズとして3度映画化されている人気コミック『ファンタスティック・フォー』の最初のシリーズの第2作です。
↓ 前作の解説&感想はこちら
作品情報
タイトル:ファンタスティック・フォー 銀河の危機
原題 :Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer
製作年 :2007年
製作国 :アメリカ、ドイツ
監督 :ティム・ストーリー
出演 :ヨアン・グリフィズ
ジェシカ・アルバ
クリス・エヴァンス
マイケル・チクリス
ジュリアン・マクマホン
ダグ・ジョーンズ
上映時間:92分
解説&感想(ネタバレあり)
人気キャラクターが登場も物足りない
ティム・ストーリー監督によるシリーズの第2作『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』。邦題は「銀河の危機」なんて副題がついていますが、原題の副題は「Rise of the Silver Surfer」。直訳すると「シルバーサーファーの出現」や「覚醒」という意味で、まさに彼が本作のキーパーソンと言える存在です。
シルバーサーファーはマーベルの中でも人気の高いキャラクターのひとり。2025年のMCU版『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』にも登場しますし、1995年公開の『クリムゾン・タイド』でも登場人物の間で話のネタになっていました。
そんな人気キャラクターを中心に据えた本作ですが、残念ながら映画としての完成度はやや物足りません。
つかみは上々
物語の導入は悪くありません。リードとスーの結婚式の最中、シルバーサーファーの通過によってヘリコプターが墜落するという騒動が発生。
リード、スー、ベンがゲストの人々を助け、ジョニーがシルバーサーファーを追い、ヒーローチームとしての連携がしっかり描かれています。それぞれが能力を駆使して活躍する様子は、いかにもヒーロー映画的なつかみのアクションです。
スーツがドルガバだということで、ジョニーが"フレイム・オン"を躊躇するというユーモアもいいですし、空中でジョニーとシルバーサーファーが対峙するシーンで初めてシルバーサーファーの姿の全容が映し出されるのも良い演出です。
掘り下げられなかった人間ドラマ
また、この導入では、ヒーローであるがゆえに普通の生活を送れないことに対するスーの不安が描かれています。結婚式さえもまともに挙げられない彼女の苛立ちは、スーパーヒーローの代償を示すテーマとして興味深く、ドラマの軸として期待を持たせるものでした。
しかし残念ながら、このドラマはさほど掘り下げられません。最終的に再び結婚式が行われるというエピローグにつながるだけです。しかも結婚式が行われるのはなぜか日本。それも、いかにもハリウッドが描きそうな"ヘンテコな"日本です。これは誰が喜ぶシーンなのか…。
魅力不足のドクター・ドゥーム
前作に続いて登場するヴィラン、ドクター・ドゥームは、前作同様に魅力不足は否めません。彼の復活は説明不足ですし、行動原理も終始あいまい。彼は結局何がしたいのか、最後までよくわかりません。
コミックではカリスマ的な支配者であり、マーベル随一の知能と魔術を併せ持つヴィランですが、本シリーズのドゥームは小物感が拭えず、シリーズのメインヴィランとしては物足りません。少なくとも、物語を牽引するほどの力を感じませんでした。
アクションは及第点
さて、映画全体として、アクションは及第点といったところでしょうか。ジョニーが他のメンバーに触れると、能力が入れ替わってしまうという設定が、アクションに多少の新鮮さをもたらしています。
ただ、それ以外は特筆すべき工夫もなく、映像的な見どころも限られています。全体的に“無難にまとまっている”という印象が強く、派手な映像のわりに心に残る瞬間が少ないのが惜しいところです。
最後に
今回は映画『ファンタスティック・フォー 銀河の危機』の解説&感想でした。前作もそうですが、決して途中で観るのをやめようと思うような退屈な作品ではありません。それなりに楽しんで観てはいるものの、振り返ると見どころという見どころがないと言いますか…。簡単に言えば平凡ということですね。
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