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映画『明日に向って撃て!』感想 主演2人の魅力溢れる西部劇

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どうも、たきじです。

 

今回は1969年公開のアメリカ映画『明日に向って撃て!』の感想です。1973年公開の映画『スティング』と同じ、監督ジョージ・ロイ・ヒル、主演ポール・ニューマン&ロバート・レッドフォードのタッグで送る西部劇です。

 

 

作品情報

タイトル:明日に向って撃て!

原題  :Butch Cassidy and the Sundance Kid

製作年 :1969年

製作国 :アメリカ

監督  :ジョージ・ロイ・ヒル

出演  :ポール・ニューマン

     ロバート・レッドフォード

     キャサリン・ロス

上映時間:110分

 

感想(ややネタバレあり)

主演2人は圧倒的な魅力を放っています。ポール・ニューマンは渋くて抜群にかっこいい。ロバート・レッドフォードは凄腕ガンマンというキャラクターだけで男は憧れてしまうところに、あの甘いマスクですよ。有名な"I can't swim!"のシーンもギャップ萌え(笑)


コンラッド・L・ホールの撮影による映像も素敵(遺作となった『ロード・トゥ・パーディション』でもポール・ニューマンをカメラに収めています)。セピアカラーのオープニングに、西部の自然をダイナミックに捉えたロケーション撮影。ラストシーンでは、ストップモーションがかっちり決まっています。


『雨にぬれても』のシーンは印象的ですが、ストーリーの流れが止まって急にMVにみたいになるのがそんなに好きじゃないです。曲は素晴らしいのですけどね。


それよりも本作でいまいち乗り切れないのは、彼らがやっていることは強盗という重罪であることです。


スティング』だったり、『ゴッドファーザー』だったり、クライム系の映画でも大好きなものはたくさんあるんですよ。前者は悪者相手の詐欺ですし、後者は反社会的な者同士の抗争を描いていますから、その辺の違いでしょうか。本作は善良な一般市民相手に強盗を繰り返していますからね。早く捕まれよと思ってしまいました(笑)


前に本作を観たのは20年近く前で、学生の頃だったと思いますが、その時はそんな風には感じなかったんですけどね。つまらない大人になってしまったかな?


とりあえず、『俺たちに明日はない』は再鑑賞しないことにします(笑)

 

最後に

今回は映画『明日に向って撃て!』の感想でした。ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードは魅力に溢れ、コンラッド・L・ホールの撮影も素晴らしいですが、個人的には強盗犯の逃避行という物語にいまいち乗り切れない作品でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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