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ラーメン屋『焼きあご塩らー麺たかはし 新宿本店』 美味しいけれど悲しい気持ち

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今回は、新宿にあるラーメン屋「焼きあご塩らー麺 たかはし」さんを訪問しました。

 

 

店舗情報

 

レビュー

店名にある"あご"とはトビウオのこと。つまり、焼き上げたトビウオの出汁を使った塩ラーメンのお店です。新宿にあるこちらの店舗を本店として、東京を中心に10店舗を展開しています。新宿にも、本店の他に歌舞伎町にも出店しています。


本店しかない頃から通っている大好きなラーメン屋さんのひとつですが、今回こちらを訪れたのは実に5年ぶり。本当はもっと通いたいのですが、行列になっていることが多いので、なかなかタイミングが合わないのです。


この日は都合により16時半頃に早めの夕食。この時間ならと思い、こちらを訪れると、先客は2名でした。

 

まずは店の外にある券売機で食券を購入します(現金のみ)。基本メニューは焼きあご塩らー麺、背脂醤油らー麺、塩つけ麺の3種で、あとはトッピング違い。今回はベーシックに、焼きあご塩らー麺(¥900)にしました。


こじんまりした店内はカウンター席のみ。空いた席に座り食券を渡して待ちます。テーブル下には荷物を入れる棚があります。また、水は卓上のグラスとピッチャーでセルフサービスとなります。


ラーメンができるまでの間、焼きあごのお出汁の提供がありました。販売もしている白だしで、要は試飲ですね。これは確かに奥深い味わいで美味しいです。

 

 


数分後、焼きあご塩らー麺が到着。

 

焼きあご塩らー麺

 

麺の上にはメンマ、レアチャーシュー、鶏チャーシュー2枚、白髪ネギ。

 

飲食店の看板メニューだって、時代に合わせてマイナーチェンジを繰り返すことは珍しくありません。5年も経つと変わりますよね。こちらのラーメンも、2018年の同じメニューと比べて随分と変わっています。


豚バラチャーシューは鶏チャーシューに変わっていますね。そして、干しエビや水菜はなくなっています。ラーメンが提供された時、随分と簡素な印象を受けたのはこのためですね。


さて、卓上にある紙エプロンをつけて、いただきます。


焼きあごの強い風味がしっかりと、それでいて上品に抽出されたスープ。相変わらずいい出汁で美味しいです。中太平打ちのちぢれ麺はもちもち食感。スープの旨みをまとい、ツルツルと口の中に吸い込まれていきます。


具材で特筆すべきはやはりレアチャーシュー。柔らかな食感と旨味がいいのです。


と、美味しいラーメンであることは間違いないのですが、今までのような特別感は感じられませんでした。上述のように、具材が変わってしまったことは間違いなくその理由の一つ。


私がこちらのラーメンが大好きだったのは、第一に、麺とスープと具材の調和。チャーシューが変わり、干しエビや水菜がなくなったことで、その感動は薄れてしまいました。


第二に、チャーシューの美味しさ。レアチャーシューは変わらず美味しいですが、トロトロの豚バラチャーシューが鶏チャーシューに変わってしまった影響は少なくありません。


第三に、味変の柚子胡椒が無くなっていること。この味変がまた見事に調和が取れていて、ダメ押しの感動をくれていたのですが、それも無くなってしまいました。私の見落としであればすいません。


というわけで、美味しいラーメンではあるものの、私にとって特別なラーメン屋では無くなってしまいました。お店にはお店の考えがあっての変更でしょうから、文句を言うつもりはさらさらないですが、ただただ残念で悲しいですね。