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映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』解説&感想 再びスクリーンを支配する映像美

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どうも、たきじです。

 

今回は2022年公開のアメリカ映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の解説&感想です。2009年公開の『アバター』に続くシリーズの第2作です。

 

 

↓ 前作の解説&感想はこちら

 

作品情報

タイトル:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

原題  :Avatar: The Way of Water

製作年 :2022年

製作国 :アメリカ

監督  :ジェームズ・キャメロン

出演  :サム・ワーシントン
     ゾーイ・サルダナ
     シガニー・ウィーバー
     スティーヴン・ラング
     ジェイミー・フラッターズ
     ブリテン・ダルトン
     トリニティ・ジョリー・ブリス
     ジャック・チャンピオン
     クリフ・カーティス
     ケイト・ウィンスレット
     イーディ・ファルコ
     ジェマイン・クレメント
     ブレンダン・カウエル

上映時間:192分

 

解説&感想(ネタバレあり)

究極の映像美

革命的な映像で世界を魅了し、3D映画ブームを巻き起こした『アバター』(2009年)。それから13年を経て公開されたシリーズ第2作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、森から海へと舞台を移し、光と水が織りなす幻想的な世界へと観客を誘います。

 

前作でも、これ以上はないくらいの映像美を見せつけられましたが、時を経てディテールはさらに進化が感じられます。波間に揺れる光、浮遊する生物たち、そしてナヴィたちが水中を気持ちよさそうに泳ぐ姿。水の表現は驚くほど繊細で、究極の映像美と言っても過言ではないでしょう。

 

ジェームズ・キャメロン監督はCG黎明期の1989年公開の『アビス』で、水の表現に挑み、1997年の『タイタニック』で壮大なロマンスと海の恐怖を描きました。本作では、その経験を踏まえ、「水」を知り尽くした映画作家の真骨頂が発揮されています(『タイタニック』でローズを演じたケイト・ウィンスレットが海の民のリーダーの妻として出演しているのも注目です)。

 

家族のドラマはやや薄味

前作と同様、本作は映像が映画を牽引する一方、ストーリーにはあまり心を掴まれません。序盤につかみとなるような興味を惹く展開はありませんし、ジェイクたちが新しい環境で暮らし方を学んでいくという展開は前作の焼き直しにも感じられます。

 

そんな中で、前作と異なるのは、物語の中心に「家族」という新たなテーマを据えていることです。ジェイクとネイティリ、そして彼らの子どもたちが新しい土地で暮らし方を学び、異文化の中で生き抜こうとする姿は、まるで"異国へ移住した家族の物語"のようでもあります。

 

ドラマの中心となっているのは次男ロアク。彼は優秀な兄の影で父ジェイクに叱られてばかりで疎外感を覚えています。複雑な感情を抱えるロアクにフォーカスしたのはいいですが、その割に、このドラマがやや薄味なのは惜しいところ。

 

クライマックスでロアクがジェイクを助け、ジェイクが感謝を述べるシーンはありますが、もう少し2人の和解のドラマが見たかったです。ラストシーンにしても、ロアクよりも命を落とした長男ネテヤムにフォーカスするような形ですし…。ロアクとジェイクとの関係にもう一歩踏み込んでほしかったという印象が残りました。

 

後半のアクションは興奮の連続

物語後半はキャメロン監督お得意のアクション演出が見事に決まっています。巨大な海洋生物パヤカンが敵の船を襲撃して戦いの火蓋が切られ、映画は一気にギアを上げます。水上と水中を行き来する戦闘は、これまでにない新鮮さと臨場感があります。

 

時間的に、この戦いはてっきり中盤のひと盛り上がりなのかと思いながら観ていましたが、ネテヤムの死を挟みつつシームレスにアクションシーンが続き、クライマックスまでテンションを持続させます。前半はただただ映像の美しさに酔う感じでしたが、後半はまさに興奮の連続。ジェイクとネイティリ、子供たち、スパイダーそれぞれが別の場所で奮闘し、時に合流し、また離れながら、緊張感のあるシーンを並行して描く構成も見事でした。

 

クライマックスの、沈みゆく船からの脱出シーンは『タイタニック』を思わせます。ここでロアク、キリ、スパイダーがそれぞれの親を救う展開も、「家族の物語」というテーマを見事に締めくくっています。

 

最後に

今回は映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の解説&感想でした。物語は前作の焼き直しのような部分も目立ち、さほど惹かれませんし、家族のドラマという新しい要素も深掘りはされていません。しかし、それを補って余りあるのが、本作の映像の圧倒的な力。物語の弱点は、この映像美の前では取るに足らないことです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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