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映画『カイロの紫のバラ』解説&感想 映画の素晴らしさが溢れたロマンティック・コメディ

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どうも、たきじです。

 

今回は映画『カイロの紫のバラ』の解説&感想です。

 

本作は1985年公開のアメリカ映画で、ウディ・アレン監督の代表作の1つです。映画のスクリーンから飛び出してきたキャラクターと恋に落ちるという、ファンタジーなロマンティック・コメディ。個人的にはアレン作品の中ではダントツで好きな作品です。

作品情報

タイトル:カイロの紫のバラ

原題  :The Purple Rose of Cairo

製作年 :1985年

製作国 :アメリカ

監督  :ウディ・アレン

出演  :ミア・ファロー

     ジェフ・ダニエルズ

     ダニー・アイエロ

 上映時間:84分

 

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解説&感想(ネタバレあり)

人物がスクリーンの中に入っていくというアイデアは1924年の『キートンの探偵学入門』で、バスター・キートンがやったのが最初だと思いますが、それとは反対にスクリーンから飛び出してくるのが本作です。

 

一見とんでもない設定ですが、アレン流のユーモアで見事な脚本にまとめあげられています。


なぜトム・バクスターというキャラクターがスクリーンから出てこられたのか、説明なんてありません。本作において、そんなことはどうでもいいのです。本作の登場人物達も、驚きつつも何となくこの現象を受け入れています。

 

トムがスクリーンから飛び出したことで、スクリーンに残されたキャラクターが困惑する様子はユーモアたっぷり。やがてはスクリーンの中のキャラクターとスクリーンの外の人物が会話までしてしまいます。


個人的に好きなのは、現実と映画の世界のギャップをネタにしたユーモア。現実世界では、鍵がないと車は動きませんし、キスした後にフェードアウトはしません。映画の世界のトムはこれに戸惑います。反対に、映画の世界ではシャンパンがジンジャーエールだというのも笑ってしまいます。


また、本作は単に映画の中のキャラクターと現実世界の女性が恋に落ちるというだけでなく、トムを演じた役者ギル・シェパード本人が登場して三角関係になったり、トムがセシリアを連れてスクリーンに戻ったりします。そうしたストーリー展開の広がりも素晴らしいです。


そして何と言っても本作で強く記憶に残るのはラストシーンです。


映画の世界のトムと、現実世界のギルの間で揺れたセシリアは、最終的にはギルを選び、共にハリウッドに行くことを決意します。が、ギルが待つはずの映画館をセシリアが訪れると、ギルはすでに去っており、彼女は裏切られたことに気付きます。


呆然としたセシリアが映画館に入り、ふらふらと席に着きます。やがてスクリーンに目をやると、そこではフレッド・アステアが"Cheek to Cheek(頬よせて)"を歌いながら、ジンジャー・ロジャースとダンスしています。セシリアはそのままスクリーンに釘付けになり、やがて恍惚の表情を浮かべます。


映画の素晴らしさが溢れたこのラストシーンは、映画好きなら誰もがシンパシーを感じるのではないでしょうか。どんなに辛いことがあっても、現実を忘れて楽しませてくれるのが映画です。


なお、このシーンで上映されているのは1935年公開のミュージカル映画『トップ・ハット』。1999年の映画『グリーンマイル』でもフィーチャーされて、同じシーンが効果的に使われています。

 

最後に

今回は映画『カイロの紫のバラ』の解説&感想でした。

 

数々のロマンティック・コメディを世に送り出したウディ・アレン。彼の作品は意外とアクが強い作品も少なくないですが、本作は万人が楽しめる作品ではないでしょうか。映画ファンなら一度は見てほしい作品です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

 

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