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映画『ライフ・オブ・ブライアン』感想 毒の強い笑いが満載の問題作

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どうも、たきじです。

 

今回は1979年公開のイギリス映画『ライフ・オブ・ブライアン』の感想です。イギリスの伝説的コメディグループ、モンティ・パイソンによるコメディ映画です。

 

作品情報

タイトル:ライフ・オブ・ブライアン

原題  :Monty Python's Life of Brian

製作年 :1979年

製作国 :イギリス

監督  :テリー・ジョーンズ

出演  :グレアム・チャップマン
     ジョン・クリーズ
     テリー・ギリアム
     エリック・アイドル
     テリー・ジョーンズ
     マイケル・ペイリン

上映時間:94分

 

感想(ネタバレあり)

本作は、キリストと同時代を生きたブライアンを主人公とした作品です。メシア(救世主)と間違えられ、やがて磔刑に処されるというブライアンの生涯は、キリストのパロディとも捉えられるセンシティブな内容。それゆえに、宗教への冒涜であると、宗教団体等から批判を浴びた問題作です。


現代の感覚で観ると、キリスト教徒でなくても、こんなに宗教を茶化して大丈夫なのかと心配になる内容です。みだりに神の名を口にしたことで石打ちの刑に処される男のくだりのドタバタとか、なんかソワソワしちゃいました(笑)。


宗教的な部分に限らず、物乞い、女性になりたい男、言語障害者をイジるようなネタも現代では炎上案件ですね。


個人的には終始笑いが絶えないという感じではなかったですが、ブライアンがメシアと間違えられる一連の流れには随分と笑わされました。ブライアンがそれを否定しようと何を言っても、大衆は都合よく解釈して「奇跡だ」「メシア万歳」といちいち盛り上がる様子が可笑しくて。


磔にされたままミュージカルが始まるラストシーンは伝説的なシーンですね。仲間や母から見放される絶望的な結末に、とことん明るく前向きな楽曲。このアンバランスもエッジが効いていて好きです。この楽曲「Always Look on the Bright Side of Life」はロンドンオリンピックの閉会式でも歌われるほどのポピュラーソングになっています。日本でもCMなどで耳にすることも多い名曲ですが、この曲が磔にされた男達によって歌われたのが初出だと知る人は多くないでしょうね。

 

 

最後に

今回は映画『ライフ・オブ・ブライアン』の感想でした。毒の強い笑いが満載の問題作。それほどハマる内容ではなかったものの、要所要所で笑わされましたし、ラストシーンには完全に一本取られましたね。モンティ・パイソンのセンスは十分に感じられる作品でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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