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映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』解説&感想 絶え間ないアクションとコミカルな掛け合いが楽しいシリーズ第3作

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どうも、たきじです。

 

今回は1989年公開のアメリカ映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の解説&感想です。インディ・ジョーンズ・シリーズの第3作にあたります。

 

 

↓ 過去作の解説&感想はこちら

作品情報

タイトル:インディ・ジョーンズ/最後の聖戦

原題  :Indiana Jones and the Last Crusade

製作年 :1989年

製作国 :アメリカ

監督  :スティーヴン・スピルバーグ

出演  :ハリソン・フォード

     ショーン・コネリー

     リヴァー・フェニックス

     アリソン・ドゥーディ

     ジュリアン・グローヴァー

     デンホルム・エリオット

     ジョン・リス=デイヴィス

     マイケル・バーン

 上映時間:127分

 

解説&感想(ネタバレあり)

ダークな作風で、シリーズの中でも異色の作品だった前作とは打って変わって、本作は第1作のような"連続活劇"に回帰しています。


前二作と同様に、本作でもオープニングから魅せてくれます。


走る列車に馬から飛び移り、列車上で繰り広げられるアクション。これはスティーヴン・スピルバーグによる西部劇ですね。列車がサーカス団の貨物を積んでいるとあって、サイ、ライオン、蛇、マジックの仕掛けと、次々にアクションに絡んでくるのが楽しいです。


インディの少年時代(演じるのはリヴァー・フェニックス!)を描くという趣向も面白いところ。蛇が苦手とか、ムチを使うとか、アゴの傷とか、帽子とか、インディの特徴が形成されていく様子(映画のラストでは名前の由来も)が楽しいですし、帽子のクローズアップからシームレスに現在に時代が飛ぶのも素敵。こういうのみんな好きでしょう。ところどころでテーマ曲のモチーフが小出しにされるのもいいですね。

 


その後も続く絶え間ないアクションシーンは、これぞインディ・ジョーンズといったところ。特に本作では、乗り物を様々変えながら繰り広げられるアクション設計が見事です。


オープニングの馬、列車、船もそうですが、ヴェネツィアではボートで十字剣兄弟団と戦い、ブルンワルド城からの脱出ではバイクチェイス、ベルリンから飛行船に乗ったかと思えば複葉機に乗り換えてドッグファイトを繰り広げます。そしてハタイでは、車、馬、戦車と乗り換えながらアクションのクライマックスを迎えます。この素晴らしいアクション設計が興奮を絶やしません。


一方で、映画全体でのクライマックスにあたる遺跡での謎解きのシークエンスはあまり面白くなく、映画として尻すぼみな印象を持ってしまったことも事実です。まあ、最後にジョン・ウィリアムズによるテーマ曲で締められるとそれだけで満足してしまうのもまた事実ですが(笑)

 

さて、シリーズの他の作品にはない本作の魅力は、インディの父ヘンリーの存在でしょう。初代ジェームズ・ボンドのショーン・コネリーが、少し抜けたところのあるヘンリーを演じるところにも可笑しさがあります。ハリソン・フォードとショーン・コネリーは12歳しか違わないのですけどね。


インディとヘンリーのコミカルな掛け合いには随分と笑わされました。2人がナチスに捕まって、椅子で背中合わせに縛られたシーンなんてもう傑作!縄を焼き切ろうと出したライターを床に落としてしまいカーペットに火をつけてしまうばかりか、火を吹き広げてしまうヘンリー。炎上する中での回転扉のくだりも最高です。


それから、ブルンワルド城からバイクで逃げるシーン。追っ手を見事にやっつけたインディが、したり顔でヘンリーに目をやると、ヘンリーは怪訝そうな顔をしていて、インディはバツが悪そうな顔をします。無言のちょっとしたやりとりながら、2人の表情が可笑しくて可笑しくて、吹き出してしまいましたね。


こうしたシーンに代表されるように、本作はコメディとしての質も非常に高い作品だと思います。

 

最後に

今回は映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の解説&感想でした。クライマックスに物足りなさは残るものの、興奮を絶やさないアクションの連続と、ハリソン・フォードとショーン・コネリーのコミカルな掛け合いが楽しい作品。個人的にはシリーズで最も好きな作品です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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