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映画『名探偵コナン 紺碧の棺』感想 笑えないツッコミどころの多い第11作

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どうも、たきじです。

 

今回は、2007年公開のアニメ映画『名探偵コナン 紺碧の棺』の感想です。『名探偵コナン』の劇場版としては前作『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』に続く第11作にあたります。

 

 

↓ 前作の感想はこちら

 

作品情報

タイトル:名探偵コナン 紺碧の棺

製作年 :2007年

製作国 :日本

監督  :山本泰一郎

声の出演:高山みなみ
     山崎和佳奈
     神谷明
     松井菜桜子
     山口勝平
     林原めぐみ
     茶風林
     緒方賢一
     岩居由希子
     高木渉
     大谷育江

上映時間:107分

 

感想(ネタバレあり)

本作の舞台は神海島という離島。18世紀に実在した女海賊アン・ボニーとメアリ・リードが財宝を遺したという伝説があります。コナン達はバカンスで神海島を訪れますが、財宝目当てに集まったトレジャーハンターの企みや、それに絡む殺人事件に巻き込まれていきます。

 

まず、日本の離島が舞台なのに西洋の海賊の財宝探しの話というのに激しく違和感を覚えます(笑)。海底に古代遺跡が沈んでいるのも。それにタイトル。紺碧の棺?棺と書いてジョリー・ロジャー?ちょっとよく分からないです。

 

プレタイトルではルパンと不二子のマスクを被った強盗犯と警察のカーチェイス。強盗犯は「神海島」、「ジョリー・ロジャー」とつぶやいて気を失います。これで本編が始まるわけですけど、このオープニングと本編のつながり弱すぎじゃないですか?ほとんど取ってつけたようなオープニングです。

 

本作の一番の見せ場は、蘭と園子が背中合わせでトレジャーハンターと戦うシーン、であるはずだと思うのですが、これも微妙。劇中、アン・ボニーとメアリ・リードが背中合わせで戦ったというエピソードが語られたり、そのエピソードが謎解きの鍵になっていたり、園子が「私の背中を任せられるのは蘭しかいない」と言ったり、散々このシーンが匂わされていたので待ち構えていたのですけどね。あまり盛り上がらず結構あっさり終わってしまうし、園子はバタバタしているだけだったし。

 

その後の脱出劇は、コナンの活躍やテーマ曲の効果もあってそれなりに盛り上がりましたが、全体的にアクションはコナン映画にしては控えめでしたね。

 

本作はいつものメンバー以外のサブキャラ(服部平次とか怪盗キッドとか)が不在なので、その分魅力も他の作品に劣るでしょうか。第9作『水平線上の陰謀』もサブキャラのゲスト出演がありませんでしたが、あちらは本作に比べて脚本が良かったですからね。本作はそれを補う脚本がありませんでした。

 

最後に

今回は、映画『名探偵コナン 紺碧の棺』の感想でした。観ている時は退屈することもなくそれなりに楽しんでいたのですが、振り返ってみると否定的なことばかり書き連ねてしまいました。コナン映画はツッコミどころも楽しめる場合が多いですが、本作は作品の出来に関わる笑えないツッコミどころが多い印象でした。

 

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