どうも、たきじです。
今回は、2006年公開のアニメ映画『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』の感想です。『名探偵コナン』の劇場版としては前作『名探偵コナン 水平線上の陰謀』に続く第10作にあたります。
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作品情報
タイトル:名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌
製作年 :2006年
製作国 :日本
監督 :山本泰一郎
声の出演:高山みなみ
山崎和佳奈
神谷明
山口勝平
堀川りょう
林原めぐみ
茶風林
緒方賢一
岩居由希子
高木渉
折笠愛
上映時間:111分
感想(ややネタバレあり)
本作は劇場版コナン第10作という区切りの作品ということで、主要キャラが勢揃いという触れ込みの作品のようです。とは言っても黒の組織は出ませんし、FBIやら公安やらの最近のキャラクターはいないので、今観るとそんなに豪華な印象は受けませんね。
本作では、コナンや小五郎は、謎の依頼人から事件の捜査を強要されます。主要キャラは皆、リストバンド型の爆弾をつけられてしまい、制限時間内に事件を解決でなければみんな死んでしまうという状況です。命がけの推理ゲームになるわけですが、コナンは内心ワクワクしてそうですね(笑)。
いつも通り、それなりに楽しめる作品ではありますが、ストーリーは今ひとつでした。依頼人はコナン達に事件の真相を解き明かしてほしくて呼び出したのに、ヒント小出しにするという行動に納得がいかないんですよね。コナン映画で細かいところをツッコむ気はないのですが、ストーリーの核となるところでモヤモヤしてしまうと、どうしても入り込みづらいです。
一方で、本作における怪盗キッドの立ち位置はなかなか良かったです。第3作『世紀末の魔術師』や第8作『銀翼の奇術師』では怪盗キッドを前面に出しすぎて、ストーリーの軸がぶれてしまっているように感じたのですが、本作ではあくまでも脇役として適度にストーリーに絡んでいました。個人的にはこれくらいの塩梅がちょうどいいと思いますね。
最後に
今回は、映画『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』の感想でした。それなりに楽しめる作品ではありましたが、ストーリーは今ひとつでした。
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