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ロンドンで詐欺師に遭遇した話

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どうも、Takijiです。

 

昨年11月末に新婚旅行でロンドンとパリに行ってきました!

今回は、ロンドンで詐欺師と思しき怪しい男に絡まれた話です!

 

 

 

ロンドンで詐欺師に遭遇した話

怪しい男との遭遇

ロンドンの街歩きを楽しむ中、お昼過ぎにヘイマーケット(Haymarket)という通りを歩いていた時のことです。前回お伝えした『オペラ座の怪人』を上演しているハー・マジェスティーズ劇場の横を通りがかったところで、1人の中年男性(ラテン系っぽい雰囲気)に英語で声をかけられました。

 

「写真を撮ってくれる?」

 

まあ、よくあることではありますが、ハー・マジェスティーズ劇場をバックにというのが、まず少し違和感を覚えました。写真スポットではないですし、ミュージカル好きには見えませんし、仮にファンだとしたら閉まっている時間ではなく上演の時間に来そうですし…

 

写真を撮ってあげた後に私がいつも気にしてしまうのは、相手の満足のいく写真になっているかどうか。彼に写真を見せると、ほとんどチェックせずに、

 

「ありがとう!」

 

という感じ。これも少し違和感。写真はどうでもいい感じです。立ち去ろうとすると、それを止めるように、

 

「どこから来たの?」

 

やや強引さを感じるフレンドリーさに、これまた違和感。とても愛想はいいのだけれど、がつがつ来て絡みにくい感じです。

 

日本円見せて?

私が日本から来たと答えると、

 

「僕はカナダから!医者をやっていているんだ!ほら、これカナダのお金!」

 

と言って、カナダの紙幣を見せて来ました。もう完全に怪しいですね。

 

「今度カンファレンスで日本に行くよ!日本のお金見せてよ!

 

はい、来ました。アウトです。もちろん見せません。持ってないと答えると、

 

「じゃあ、あれは?イギリスの…ポンド!」

 

もう意味不明です。どういう文脈でポンドを見せろと言っているのか…

 

この後もしつこく話しかけてきましたが、道路を渡って振り払いました。

 

次のターゲット

かなり距離を取ってから、通りの反対側にいる彼の様子を確認してみました。すると、ちょうど次のターゲットに話しかけて写真を撮ってもらっていました。日本人ぽい若いカップルです。

 

私達の時と同じように、フレンドリーに話しかけてカナダの紙幣を見せているようです。その後、日本人ぽいお兄さんの方が財布を出しているのが見えました。

 

「お兄さん、ダメだ!」という気持ちと、「どうなるんだろう?」という気持ちが渦巻く中、私達の視界を遮るように、ロンドン名物の2階建てバスが停車したので、肝心なところは見えませんでした。

 

彼は何がしたかった?

仮に私がお金を見せたとして、彼は何がしたかったのか?ネット検索してみると、同様の体験談がちらほら見つかりました。マジシャンのように、気づかない内に現金が財布から抜かれていたとか、カバンから抜かれていたとか

 

プロのマジシャンにマジックを見せてもらったことがありますが、気づかない内に私の握り拳の中にコインが入っていたり、ポケットに紙幣を入れられていたりと、彼らは信じ難いことをやってのけます。

 

彼がどれほどのテクニックを持っていたのかは不明ですが、そういうことをやってのけても不思議はありません。そんなテクニックがあるなら、マジシャンとしてやっていけばいいのに。とも思いますが、彼は序盤から少し怪しさを出してしまっていましたからね。まだまだ二流なのでしょう。

 

一流のマジシャンは、手先のテクニックだけでなく、佇まいや話術も上手く使って、相手を驚かせているのだと再認識しました。

 

海外旅行での注意点

彼が詐欺師というのは間違いないでしょう。

 

今回のように、白昼に、それなりに人通りのある街路で、笑顔で近づいてくると、警戒心を持ちづらいかもしれません。写真撮影をお願いするという入口も断りづらいですしね。

 

でも、どんなに感じのいい人であろうと、相手から話しかけてきた場合は警戒するのが鉄則だと思います。今回は単独犯でしたが、仲間がいる場合もあるでしょう。話に気を取られている内に、別の人がスリを働くというのもよく聞きます。

 

私達夫婦はこれを事前に注意点として共有していたので、私が彼と話している間も、奥さんは警戒心を持って注意してくれていました。複数人いる場合は、みんなで警戒するのがいいでしょう。

 

最後に

せっかくの楽しい旅を台無しにしないためにも、ある程度の警戒心は常に持っておかないといけませんね。こういうのに実際に遭遇すると、日本はなんて住みやすい国なんだと再認識させられます。だからこそ日本人が狙われやすいのでしょうが…

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。