人生をもっと楽しく

人生を楽しむ多趣味サラリーマンが楽しいことを発信するブログ

ロンドンでミュージカル『The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)』を観てきた

【スポンサーリンク】

f:id:takiji05:20200425182437j:plain

 

どうも、Takijiです。

 

昨年11月末に新婚旅行でロンドンとパリに行ってきました!

 

今回は、ロンドンで観たミュージカル『The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)』の感想です。

 

 

ミュージカル『The Phantom of the Opera』について

『The Phantom of the Opera』は1909年、ガストン・ルルーによって発表された小説を原作として、アンドリュー・ロイド・ウェバーによって製作されたミュージカルです。

 

1986年のロンドンのハー・マジェスティーズ劇場での初演を皮切りに、ニューヨークのブロードウェイでの公演や、劇団四季による日本での公演など、世界各国で演じられ、数々のロングラン記録を打ち立てています。日本では『オペラ座の怪人』のタイトルで知られています(以下、こちらで記載します)。

 

2004年には映画化もされています。映画版の感想についてはこちらをご覧下さい。

 

ハー・マジェスティーズ劇場について

f:id:takiji05:20200425182551j:plain

 

今回訪れたハー・マジェスティーズ劇場(Her Majesty's Theatre)は、1705年開業の歴史ある劇場です。上記の通り、『オペラ座の怪人』の初演の劇場であり、それ以来、本作が上演されています。演者を変えながら、30年以上同じ劇場で演じられ続けているなんて、本当にすごいことです。

f:id:takiji05:20200425182559j:plain

 

スタッフとこの日のキャストです。

f:id:takiji05:20200425182632j:plain

 

劇場内にはバーカウンターがあって、開演前にワイン片手に談笑している人がたくさんいました。観劇前にお酒を飲むと眠くなりそうですけどね。

 

座席はSTALLS(1階)の11列目のやや右寄り、£96.25(約¥13000円)の席です。とても見やすい席です。この席に限った話ではないですが、座席は狭いですね。イギリス人は日本人寄り大柄ですから、これは意外。お酒のグラスをそのまま持ち込む人もいるから余計に窮屈です。

 

チケットは1か月ほど前にインターネットで購入しておきました。その頃はまだ空席がそこそこありましたが、当日はあまり空席は目立ちませんでした。30年以上演じられている作品が、平日にも関わらずこれだけお客さんを集めることに、また驚かされます。

 

あらすじ

舞台は1870年のパリ、オペラ座。コーラスガールのクリスティーヌは姿を見せない"音楽の天使"にレッスンを受け、歌い手としての才能を開花させます。

 

しかし"音楽の天使"の正体は、オペラ座の地下に潜むファントムでした。彼は想いを寄せるクリスティーヌをプリマドンナにし、自分の歌を歌わせるために手段を選びません。

 

そこに現れるのがオペラ座の新しいパトロンになったラウル。彼はクリスティーヌの幼馴染みであり、久しぶりに再開した2人はたちまち恋に落ちます。

 

クリスティーヌを手に入れようとするファントム、クリスティーヌを守るラウル、戸惑うクリスティーヌ。本作はそんな3人を中心とした愛憎劇を、アンドリュー・ロイド・ウェバーの素晴らしい曲に乗せて描きます。

 

感想

映画版の感想でも書きましたが、本作はアンドリュー・ロイド・ウェバーの手掛けた音楽が素晴らしいです。それがオーケストラによる迫力ある演奏と、演者達の美しい歌唱によって奏でられるのですから、感動しない訳がありません。

 

冒頭、朽ち果てたオペラ座でのオークションのシーンから始まります。オークションにかけられたオペラ座のシャンデリアが、再び輝きを取り戻し、オペラ座の天井へと昇っていくと同時に、オペラ座が栄華を誇った時代へと時間がさかのぼります。ここで、あの有名な序曲が流れますが、このシーンは鳥肌モノです。

 

このオープニングがそうであるように、本作は大掛かりな舞台装置を使った魅惑的な場面転換も見どころの一つ。ファントムが自分の住処にクリスティーヌを連れて行くシーンなんかもそうですが、魅惑的な場面転換と、見事な歌唱・演奏が目の前で繰り広げられるライブ感に酔いしれてしまいます。

 

そして、なんと言ってもファントム役のジョシュ・ピーターマン!『オペラ座の怪人』のキャストに選ばれる人なんて、みんな一流なのは間違いないでしょうが、彼はその中でも次元が違う歌唱力でした。

 

声の伸び、高音の美しさ、ファントムの哀しみや怒りといった感情の表現力に、聞き惚れてしまいました。素人でも分かる圧倒的な歌唱でしたね。

 

これを聞かされてしまうと、もう映画版見れないよ…

 

最後に

今回は、ロンドンの歴史あるハー・マジェスティーズ劇場で観たミュージカル『The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)』の感想でした。

 

このミュージカルについては、実はニューヨークのブロードウェイですでに二度観たことがあり、今回で三度目なのですが、ファントム役のジョシュ・ピーターマンのおかげで、今回が一番感動しました。本当に素晴らしかったです。ロンドンに行かれる方はぜひ、彼の歌声をお聞き下さい。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!よろしければ、映画版の感想もご覧下さい!