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晩秋の京都・奈良 ⑦石舞台古墳

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どうも、Takijiです。

 

紅葉シーズンも大詰めの12月上旬、晩秋の京都・奈良に行ってきました!

前回の橿原神宮と神武天皇陵に続いて、今回は石舞台古墳についてです。

1日目(京都)

 ①蹴上インクライン

 ②南禅寺

 ③永観堂

 ④京都御所

 

2日目(奈良)

 ⑤奈良公園

 ⑥橿原神宮・神武天皇陵

 ⑦石舞台古墳

 ⑧岡寺

 

石舞台古墳

基本情報

入場時間:8:30~17:00(受付16:45まで)

入場料: 一般250円 高校生200円

     中学生150円 小学生100円

アクセス:「石舞台」バス停下車すぐ

 

石舞台古墳について

石舞台古墳は奈良県の明日香村にある古墳で、6~7世紀頃に造られたものです。国の特別史跡に登録されています。

 

30個ほどの巨石が積み上げられた形になっていますが、もともとはこの上に土が盛られていて墳丘になっていました。後の時代に土が失われ、現在の姿になっています。

 

誰の墓であったかは明確ではないですが、蘇我馬子であるという説が有力のようです。蘇我馬子は当時の大和朝廷で権勢をふるった人物で、聖徳太子と同時代を生きています。大化の改新で暗殺された蘇我入鹿の祖父にあたります。

 

現地の様子

古墳周辺は芝生広場になっています。

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入場料を払って中に入ると石積みが姿を現します。

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なかなかの巨石です。6~7世紀という時代によくこれだけの巨石を積んだものです。まあ、それを言い出すとエジプトのピラミッドなんかは時代もスケールもレベルが違うんですが…

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しっかりと石が乗っかっています。

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中に入ることができます。

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中にあった埋葬品はすっかり盗まれています。古墳あるあるですね。

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中ではボランティアガイドの方が解説してくれています。もともとはこの石積みの上に盛り土があったことを、ここで初めて知りました。石を積んだ形のお墓かと思っていましたが、よく考えると確かにそれだと無防備過ぎますよね。

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石舞台古墳が発掘された時、石棺は発見されませんでしたが、平らに加工された岩の欠片が発見されてそうです。それを元に、石棺が復元されています。

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最後に

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今回は石舞台古墳ついてでした。「被葬者は蘇我馬子と推測される」というあいまいさ。当時、最大の権力者の墓でさえ明確に特定できないほどの時代のものが残っているのがすごいですね。こじんまりとした遺跡ですが、当時に思いを巡らすことができました。

 

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

次回、最終回の岡寺編に続きます!