どうも、Takijiです。
紅葉シーズンも大詰めの12月上旬、晩秋の京都・奈良に行ってきました!
前回の蹴上インクラインに続いて、今回は南禅寺についてです。
南禅寺
基本情報
拝観時間:8:40~17:00(12月~2月は16:30まで)
拝観料:[方丈庭園] 一般500円
高校生400円
小中学生300円
[三門] 一般500円
高校生400円
小中学生300円
アクセス:蹴上駅(市営地下鉄)徒歩5分
南禅寺・永観堂道(市バス)徒歩8分
南禅寺について
南禅寺は、臨済宗南禅寺派大本山の寺院で、国内の禅寺の中で最も高い格式を持っています。
境内が国の史跡に指定されている他、方丈は国宝、三門と勅使門は重要文化財に指定されており、方丈庭園は名勝に指定されています。
また、琵琶湖疏水の水道橋である水路閣が境内に現存する他、南禅寺の塔頭である金地院には特別名勝に指定された庭園が存在するなど、見所の多い寺院です。
現地の様子
南禅寺境内入口の中門手前に金地院があります。金地院は南禅寺の塔頭です。塔頭というのは禅宗寺院において、門徒の弟子が大寺院に隣接して建てた小院のことです。京都でも妙心寺や大徳寺など大きな禅寺を訪れると、塔頭を含めて大きな寺院群を形成している様をよく目にします。
今回、金地院には訪れていませんが、小堀遠州が作庭した庭園(特別名勝)は非常に美しく、おすすめです(写真は2018年5月撮影)。
境内への中央入口となるのは勅使門ですが、もともと勅使(天皇の使者)のための門ですので、現在も普段は閉じられています。1641年に御所から移築したもので、重要文化財に指定されています。今回は写真を撮り忘れました(下の写真は2013年12月撮影)。
勅使門の隣にある中門が境内への入口となります。
三門(重要文化財)は、1628年に再建されたものです。歌舞伎における石川五右衛門の「絶景かな!」の台詞でも有名です。私はこの門が大好き。どうです?この風格!
2階に上って景色を見渡すことができます。500円かかりますが、特にこの季節は十分にそれ以上の価値があります。
法堂は1909年の再建です。
時間の関係で、国宝の方丈には行けませんでした。方丈庭園「虎の子渡しの庭」は、小堀遠州の作庭と言われ、名勝に指定されています。また別の機会に…
こちらは塔頭の最勝院。青々とした常緑樹の松と、赤や黄色のもみじのコントラストが美しいです。
南禅寺境内にある水路閣。前回お伝えした琵琶湖疏水の水道橋です。ここも非常に美しく、人気スポットですね。
ついついこういう写真を撮りたくなってしまいます(笑)。
その他、境内全体が紅葉に彩られ、とても美しいです。
おまけ
紅葉の季節に大人気の南禅寺ですが、その他の季節も魅力はありますよ。
例えば新緑の季節。紅葉が美しい場所は新緑も美しいのです!(2018年5月撮影)
冬。木々は葉を落とし、人もまばらな境内に佇む三門や水路閣は、侘びた趣があります。(写真は2013年12月撮影。午前中ということもあり、特に人が少ないです。)
最後に
今回は紅葉の名所、南禅寺についてでした。何度も訪れている場所ですが、この季節の美しさは圧倒的です!ぜひおすすめしたい場所です。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
次回、京都一の紅葉の名所(←個人の意見)、永観堂編に続きます!