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晩秋の京都・奈良 ④京都御所

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どうも、Takijiです。

 

紅葉シーズンも大詰めの12月上旬、晩秋の京都・奈良に行ってきました!

前回の永観堂に続いて、今回は京都御所についてです。 

 

京都御所

基本情報

公開時間:9:00〜16:00(入場15:20まで)

    ※10~2月(時期により終了時間が異なります)

参観料: 無料

アクセス:今出川駅(市営地下鉄)徒歩5分

     烏丸今出川(市バス)徒歩5分

 

京都御所について

京都御所は、かつての天皇の居住地で、また儀式や公務が執り行われた場所です。現在の皇居にあたる場所ですね(明治天皇の時に現在の皇居に入られました)。

 

794年に都が平安京に移ってから、明治時代に東京が首都に定められるまでの1000年余り、京都が日本の都でした。当初の御所は別の場所にありましたが、南北朝時代(14世紀半ば)からの約500年間、こちらが御所として使用されました。

 

御所としての機能を失ってのち、解体や火災により一部の建物は失われましたが、多くの建物が現存しています。また、失われた建物も一部復元されています。

 

現在は通年で一般公開されており、御所内を参観することができます。かつては予約が必要でしたが、現在は不要です。

 

現地の様子

京都御所の周囲の1300m×700mの広大な敷地は公園として整備され、京都御苑として管理されています。 

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京都御苑内に残る遺構の1つで、築地塀に囲まれた450m×250mの一角が京都御所です。

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西面。手前の門が宜秋門、奥の門が清所門で、参観の入口になっています。

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手荷物検査を終えると敷地内へ。順路に沿って自由に参観できます。

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西面の宜秋門。

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御車寄。

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諸大夫の間。

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新御車寄。

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月華門。

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御所のメインスポット、紫宸殿です。「ししんでん」または「ししいでん」と読みます。重要な儀式が行われる正殿です。天皇が東京に移った明治以降も即位の礼などの儀式に使用されています。

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向かって右側には桜が、左側には橘の木が植えられています。これらを植えるのは古くからの風習で、それぞれ「左近の桜」、「右近の橘」と呼ばれています(右近の橘は建屋で覆われてしまっていました)。

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清涼殿は天皇が日常の生活を行う場でした。天正期に御常御殿ができて以降は、生活の場がそちらに移り、清涼殿は儀式の場になったようです。

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小御所は会議や対面の場。幕末好きの方なら「小御所会議」でご存知かもしれません。

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小御所の隣には御学問所があり、その間には蹴鞠の庭があります。

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小御所と御学問所の眼前には、御池庭と呼ばれる庭園が広がっています。玉石を敷き詰めた洲浜や、中島にかかる橋が美しいです。

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御常御殿は天皇の日常生活の場として建てられました。

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御常御殿の前には御内庭と呼ばれる庭園があります。御池庭に比べてこじんまりと落ち着いた庭園で、紅葉がとても美しいです。

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これで御所の主要なエリアをぐるりと一周した形になります。

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最後に

今回は、500年にわたり日本の中心だった地、京都御所についてでした。改元まであと5か月というタイミングで天皇ゆかりの地を訪れることができ、感慨深いものがありました。

 

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

次回からは奈良に入ります。まずは奈良公園編です!