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映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間』感想 見どころはあるが古さは否めない

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どうも、たきじです。

 

今回は、1978年公開のアニメ映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間』の感想です。アニメ『ルパン三世』の劇場版第1作です。

 

 

作品情報

タイトル:ルパン三世 ルパンVS複製人間
     [別題]ルパン三世

製作年 :1978年

製作国 :日本

監督  :吉川惣司

声の出演:山田康雄
     増山江威子
     小林清志
     井上真樹夫
     納谷悟朗
     西村晃
     三波春夫
     赤塚不二夫
     梶原一騎

上映時間:102分

感想(ネタバレあり)

冒頭述べた通り、本作は『ルパン三世』の劇場版第1作。タイトルバックを見ると分かるように、公開当時のタイトルは単に『ルパン三世』で、「ルパンVS複製人間」という副題は後の劇場版との区別のために後で付けられました。


当時は映画オリジナルのストーリーのアニメ劇場版というのは珍しかったということですが、映画版らしいスケールの大きい物語は、すでに板についているようにも思えます。


とは言え、時代を考慮しても個人的にはそこまでクオリティの高い脚本とは思えませんでした。クローン人間というテーマは当時としては目新しかったのかもしれませんが、物語としては平凡に感じられましたね。


クライマックスあたりの展開は悪くないです。折れた刀の伏線回収から、燃え上がるマモーの体、そして巨大な脳みそが迫り上がってくる画はインパクトたっぷり。そして、銭形登場からのミサイル攻撃のドタバタで終了。これはいいエンディングです。

 


次作『カリオストロの城』とは違ってアダルトでハードボイルドな空気感もなかなか良いです。ルパンや次元の台詞もいちいちキザですよね。もちろんいい意味で。


ただ、アニメーションは古さが否めないです。五右ェ門とフリンチの闘いのシーンの画作りはなかなか良いですけどね。激しい波飛沫の中の決闘。頭を三分割されたフリンチの視点で、画面も三分割されてずれる演出は素敵でした。


さて、本作ですごく気になったのは、特別出演の御三方。エジプトの警察署長が三波春夫、アメリカ大統領が赤塚不二夫、ソ連の書記長が梶原一騎。三波春夫はいいものの、あとのお二人はひどい棒読み(笑)。この時代からこの手のゲスト声優ってあったんですね…。

 

最後に

今回は映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間』の感想でした。見どころはそれなりにあるものの、脚本もアニメーションも古さは否めない作品でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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