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映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』解説&感想 父と子のドラマの終結

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どうも、たきじです。

 

今回は1983年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の解説&感想です。 スター・ウォーズ・シリーズの中で最初に製作された旧三部作(オリジナル・トリロジー)の第3作です。

 

 

↓ 前作の解説&感想はこちら

 

作品情報

タイトル:スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還

原題  :Star Wars: Episode VI Return of the Jedi

製作年 :1983年

製作国 :アメリカ

監督  :リチャード・マーカンド

出演  :マーク・ハミル
     ハリソン・フォード
     キャリー・フィッシャー
     ビリー・ディー・ウィリアムズ
     イアン・マクダーミド
     アンソニー・ダニエルズ
     ケニー・ベイカー
     ピーター・メイヒュー
     デヴィッド・プラウズ
     ジェームズ・アール・ジョーンズ
     フランク・オズ
     デニス・ローソン
     ケネス・コリー
     セバスチャン・ショウ
     アレック・ギネス
     ジェレミー・ブロック
     ワーウィック・デイヴィス

 上映時間:132分

 

解説&感想(ネタバレあり)

前半は見せ場はありつつも興奮は控えめ

スター・ウォーズ・シリーズの旧三部作(オリジナル・トリロジー)の最終章にあたる『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』。前作には及ばないまでも、完結編に相応しい感動と興奮を備えた一作です。

 

まあ個人的には前半だけみれば、そこまで前のめりで観てしまうような作品には感じられません。

 

すごいジェダイに成長した風の雰囲気で登場するルークが、いきなりハン・ソロ救出に失敗して窮地に追い込まれるとか、900年も生きてきたヨーダが、ちょうど訪ねてきたルークに大事な話をしている途中に力尽きるとか、ツッコミどころにニヤニヤしてしまうんですよね(笑)。

 

レイアがジャバ・ザ・ハットの奴隷にされてしまうのは、ある意味で前のめりになってしまうシーンではあります。この、いわゆるSlave Leiaは、アメリカを中心に文化的アイコンになっています。コスプレの定番であったり、パロディにされたり、フェミニズム的観点で議論の的になったり。確かに、ヒロインの突然のこの姿は、初見時かなりインパクトがありました。

 

タトゥイーンのシーンでR2-D2がライトセイバーを投げたところから始まる一連のアクションや、エンドアの森でのスピーダー・チェイスは一応の見せ場。ただ、後者はストーリー的な盛り上がりがあるわけではないので興奮は限定的です。その後の、ソロたちがイウォーク族に捕まるくだりに限っては、むしろ退屈してしまいます。C-3POが神のように崇められる展開も、「そういうのいいから」って冷めた目で見てしまいます(笑)。

 

観客を引き込むルークの内なる戦い

本作が面白くなるのはやはり後半です。本作はベイダーとルークの父と子のドラマ。エンドアでのイウォーク族を巻き込んだ戦いと、宇宙での戦いと並行して、緊張感たっぷりに描かれるルークとベイダーの対峙は、観客を映画に引き込んでいきます。

 

ベイダーをダークサイドから引き戻そうとするルークに対し、「皇帝には逆らえん」「今さら遅い」などと言い放つベイダーの言葉の端々には、どこか迷いが滲んで感じられます。マスクで覆われて表情は見えないのに、ベイダーの顔がクローズアップされるたび、彼が何かを感じているように思えてくるのです。

 

ルークが皇帝の挑発を受け、怒りと恐れと希望が入り混じり、ジェダイとしての心が試されるこのシーンは、一歩間違えばダークサイドに落ちるかもしれないという緊迫感に満ちています。

 

皇帝の挑発に耐えきれず、ルークがついにライトセイバーを手にすることで、戦いは静から動へ。やがて怒りに身を任せベイダーを圧倒するルーク。ダークサイドの力を纏ったかに見えたルークですが、その誘惑を振り払います。ルークの内面にフォーカスして描かれる、この"内なる戦い"は見応えがあります。

 

ベイダーの改心の是非

一方で、ベイダーが改心するという展開はどうでしょうか。私が本作を初めて観たのは子供の頃でしたが、圧倒的悪役のベイダーが改心するという結末は、子供ながらに安直に感じられたのを覚えています。

 

しかし、親という立場を経験した上で本作を観て感じ方が変わりました。息子から「父さんには善の心が残っている」なんて言われたり、「助けて」と叫びながらのたうち回る姿を前にしたりして、拒める親がどれほどいるのか――なんて思ってしまいました。

 

アナキンの霊体の"差し替え"の是非

エピローグで霊体として現れるアナキンの姿は、公開当時はベイダーの素顔を演じたセバスチャン・ショウでしたが、2004年に発売されたDVD以降は、新三部作でアナキンを演じたヘイデン・クリステンセンに差し替えられています。これには賛否両論ありますね。

 

オリジナル版を否定するようにも感じられるこの変更について、私は当初は否定的でしたが、最近はこれでいいのかなと感じるようになりました。ダークサイドに堕ちた時の姿(=ジェダイとしての最後の姿)で霊体となって姿を現すというのは一定の合理性があります。

 

また、『ジェダイの帰還』という副題は、ルークが成長して一人前のジェダイになったことで、ジェダイが復活したことを指すものでしょうが、アナキンがダークサイドを脱してジェダイに戻ったことを指しているとも見ることができます。若い頃のアナキンの姿がそこにあることで、アナキンのジェダイとしての帰還を、より鮮明に感じることができる気がします。

 

最後に

今回は映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の解説&感想でした。前作には及ばずとも、三部作の完結編として十分に楽しめる作品でした。

 

個人的な満足度:8/10

 

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