今回は、新宿駅西口にある担々麺屋「175°DENO担担麺 TOKYO」さんを訪問しました。
店舗情報
レビュー
「175°DENO担担麺」は担々麺の専門店で、本店のある札幌を中心に10店舗程度を展開するチェーン店。東京には銀座と新宿に店舗があります。店名の「175°」とは辣油を作る際の温度、「DENO」とは創業者の出野氏に由来するのだとか。
平日の13時ごろに訪れると5割ほどの客入りでした。
まずは店内にある券売機で食券を購入します。新しいタッチパネル式の券売機ですが、現金しか使えないのは残念なところです。担々麺は汁なしと汁ありの他、G系の一七五郎というメニューも。私は汁なし担々麺の大盛にしました(¥1000+200)。痺れと辛さのレベルを選べますが、私はいずれもレベル1にしました。
購入した食券を店員さんに渡し、指定された番号の席に座ります。水と紙エプロンは券売機横にあるのでセルフサービスとなります。
座席はカウンターがメインですが、テーブルも少しあります。カウンター下には荷物を置ける棚があります。
10分弱で料理が到着。
汁なし担々麺(大盛)
大きなお皿にたっぷりの麺。底には真っ赤なタレ。上には肉味噌、水菜、カシューナッツ、干しエビ、そしてたっぷりの花椒。
店員さんに言われた通り、麺を底から混ぜてタレをよく絡めていただきます。
もっちりとした平打ちの太麺に、胡麻の旨味と唐辛子の辛味が絡む。そして花椒による痺れが強烈なインパクト。それらが合わさって大変美味です。レベル1でも舌にビリビリ来る痺れは何とも心地よい刺激です。
しかし、食べ進めるうち、美味しさが次第に低下していく感覚がありました。舌にある味蕾を通じて感じる五味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)と違って、中華料理で言うところの麻辣味(辛さや痺れ)は舌への刺激で感じる味。花椒による痺れで、どうしても味蕾の感覚の方は鈍ってしまうのでしょうね。
あと、痺れによって、水が変な味になりました(笑)。食べ終わった後の余韻に影響してしまうので、これは個人的に大きなマイナスポイントでした。
もう一点、難点を挙げるなら食べにくいこと。大盛のせいもあるのでしょうが、麺が絡まってしまい、なかなかツルツルとは食べられません。麺がもう少し短ければマシかもしれません。
ネガティブなことをいくつか挙げてしまいましたが、全体としては美味しくいただけました。機会があれば再訪して汁ありの方も試してみたいと思います。