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映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』解説&感想 パターン通りに面白い第6作

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どうも、たきじです。

 

今回は2018年公開のアメリカ映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の解説&感想です。前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に続く、大ヒットスパイアクションシリーズの第6作です。

 

↓ 前作の解説&感想はこちら

 

 

 

作品情報

タイトル:ミッション:インポッシブル/フォールアウト

原題  :Mission: Impossible – Fallout

製作年 :2018年

製作国 :アメリカ

監督  :クリストファー・マッカリー

出演  :トム・クルーズ    
     ヘンリー・カヴィル
     ヴィング・レイムス
     サイモン・ペッグ
     レベッカ・ファーガソン
     ショーン・ハリス
     アンジェラ・バセット
     ミシェル・モナハン
     アレック・ボールドウィン

上映時間:147分

 

解説&感想(ネタバレあり)

これまでの記事で述べたように、第4作、第5作と、シリーズとしてのパターンが確立され、格段に面白くなった本シリーズですが、その分驚きがなくなり、ある種の慣れ(飽きともいう)が来てしまった部分はあります。それでも、相変わらず作品の完成度は高く、楽しめる作品ではあります。

 

プレタイトルで大掛かりなセットを用いて状況をでっちあげて標的を騙すのは第1作のプレタイトルと同様のパターンですし、クライマックスでロッククライミング状態でかろうじて落下を防ぐイーサンの姿は第2作のプレタイトルを思わせました。

 

こうして過去作のオマージュが見られる一方で、本作特有の点と言えば、過去作以上に力の入ったカーチェイスが挙げられるでしょう。パリを舞台に自動車で駆け回るイーサン。高架下を駆け抜けるシーンはカーチェイスのパイオニアとも言える『フレンチ・コネクション』を思い起こさせますね。そして、イーサンの乗る自動車は、日体大の集団行動ばりに、他の自動車には絶対に接触しません(笑)。

 

イーサンは、情に熱く、決して仲間を見捨てず、勇敢に敵に立ち向かいます。本作でも、気持ちいいほどにストレートな正義のヒーローをやっていますね。

 

離陸するヘリにつかまり敵を追うクライマックスは最大の見せ場です。このシークエンスは、仲間達がそれぞれの場所で核兵器の解除のために奮闘する複数のシーンをカットバックで繋いでいて、手に汗握るシークエンスになっています。

 

イーサンの元妻ジュリアがルーサーに対してイーサンの近況を聞くシーンから、イーサンがヘリで敵と戦うシーンに繋ぐカットは見事でした。

 

最後に

今回は映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の解説&感想でした。前作までに確立したシリーズとしてのパターンに沿って、相変わらず面白い作品に仕上がった本作。過去作へのオマージュや、過去作以上に力の入ったカーチェイスも楽しめる作品です。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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