どうも、たきじです。
2018年12月14日から公開中の映画『ドラゴンボール超 ブロリー』を見てきました!
客層はやはりドラゴンボール世代ど真ん中の30代くらいの男性が多く、子供はせいぜい1,2割しかいませんでしたね(休日の夕方)。
作品情報
タイトル:ドラゴンボール超 ブロリー
公開日 :2018年12月14日
製作国 :日本
監督 :長峯達也
声の出演:野沢雅子
堀川りょう
中尾隆聖
島田敏
主題歌 :三浦大知「Blizzard」
上映時間:100分
あらすじ
力の大会後、悟空とベジータはさらなる強さを求めて修行中。そんな中、ブルマが6個集めていたドラゴンボールがフリーザ軍の戦闘員に盗まれます。悟空とベジータは残り1個のドラゴンボールがある氷の大陸に向かいます。フリーザ軍の戦闘員を発見し、ドラゴンボールを取り返そうとした悟空達でしたが、そこにフリーザの宇宙船が着陸し、中からフリーザと謎のサイヤ人"ブロリー"が現れます。やがてブロリーと悟空、ベジータ、さらにはフリーザも巻き込んだ熾烈な戦いが始まります。
※キャラクター「ブロリー」について
今回の敵キャラ、ブロリーは原作には登場せず、アニメ『ドラゴンボールZ』シリーズの劇場版3作にのみ登場するキャラクターです。映画に3度も敵キャラとして登場するのは異例で、その人気のほどがうかがえます。
今回は『ドラゴンボールZ』シリーズの映画ではなく、『ドラゴンボール超』シリーズ(TVアニメは2015~2118)の劇場版ですので、Z時代の設定はリセットされ、新たなキャラクターとしてリブートされています。
サイヤ人の王子ベジータと同時期に生まれ、ベジータを超える潜在能力を恐れたベジータ王によって、人のいない辺境の惑星に飛ばされます。そこで父パラガスと共に41年過ごし、ベジータ王への復讐のための道具として鍛えあげられます。
感想(ネタバレあり)
やはり最初に言っておきたいのはバトルシーンの迫力。ドラゴンボールの映画は大人になってからは初めて劇場で観ましたが、子供の頃に見たアニメ3本立て時代とは違い、1本の作品として仕上げに来てますね。アニメでもここまでやれるかと唸らされました。実写映画で言うところのカット割りやカメラワークも見事なものでした(途中、ブロリー目線のカメラで見せるバトルはなかなか面白い)。
最近のアニメのテカテカした質感が苦手な方なので、レトロなタッチの作画も好感。でもせっかくなら、宇宙船や背景等に使われていたCGも排除して欲しかったかな。あとシーンによって作画の出来にムラがあったのも少し気になりました。
鳥山先生によるストーリーもなかなか良く、全体的にきれいにまとめられていたと思います。何よりドラゴンボールがしっかりと要所で使われることはうれしい限りです。
悟空とベジータがフュージョンした「ゴジータ」の登場は予告編やグッズでがっつりネタバレされていましたね。ゴジータもブロリー同様、原作には登場しないキャラクターですので、ここでは初登場キャラ扱い。『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』では、無口なクールなキャラでしたが、今回は割とよくしゃべります。「名前があった方がかっこいいよなぁ」と言うあたり、ゴテンクス寄りの性格っぽいですね。カッコつけたがる性格はゴテンクスが子供だからではなく、フュージョンキャラの性格という設定(になったの)でしょうか?
余談ですが、手元のLINEスタンプにいるゴジータが「よっしゃー!!!」と言っていますが、これはベジットの台詞ですね。
悪の帝王・フリーザは相変わらず悪い奴なのですが、最近やや愛されキャラっぽくなっているのは、うれしいような悲しいような…。神龍に5cmだけ身長を伸ばしてもらおうとしているのはなんとも可愛らしいですし(レッド総帥の願いを思い起こさせますが、鳥山先生によるセルフオマージュでしょうか)、悟空とベジータがフュージョンを2度失敗している間、1時間以上もブロリーに殴られていたかと思うと可哀そうになっちゃいますね。
さて、上でも触れているように、ブロリーやゴジータが初登場キャラ扱いということで、どうも『ドラゴンボール超』はアニメ『ドラゴンボールZ』の続編ではなく、原作の続編という扱いのようです。別にブロリーやゴジータに思い入れはないので、Zの設定が無かったことにされてもいいのですが、TVスペシャル『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦』が好きなので、悟空の父バーダックの設定もリセットされたのは少し悲しいなぁ。まあ、相変わらずかっこよかったですし、原作に"逆輸入"された、"たった一人、最後までフリーザに歯向かった"という設定は生きていますが。
それにしても悟空の声優の野沢雅子さんはすごいですね。アフレコ時は81歳だと思いますが、それでこのパフォーマンスは尊敬します。ブロリー役の島田敏さんも、台詞こそ少ないですが、バトルシーンでの唸り声、叫び声は圧巻でした。特筆しておくべきはブルマ役の久川綾さん。急逝された鶴ひろみさんを引き継いでの大役でしたが、違和感を感じさせない見事なお仕事でした。
グッズ情報
①フィルム風ステッカー(入場者プレゼント)
劇場版20作記念ということで、20作品のいずれかのシーンがフィルム風に収められたステッカーです。全153種ということなので、かなり多くのシーンが使われているようです。
開封してみると、『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』でした。メタルクウラが登場する作品ですね。それはいいのですが、なんでこのなんでもないシーンやねん!
②超カードパック(入場者プレゼント)
スーパードラゴンボールヒーローズというカードゲームのカードのようです。やったことないのでよくわかりません。
③超ドリンクカップ(¥980)
ドリンクをオリジナルのカップに入れてくれます。サイドに悟空のイラストがあり、上部のフタは四星球になっています。ストローが如意棒になります。結構高いですが、ノリで買っちゃいました(笑)
最後に
この手のアニメの映画は普段あまり見ませんが、ドラゴンボール世代の1人として、今回はお祭り気分で楽しんじゃいました!映画としての出来がどうとか細かいことは抜きにして、楽しんだもの勝ちの映画でしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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