映画『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』感想 文句なしの第二作!

どうも、Takijiです。

 

今回は『指輪物語』の映画化『ロード・オブ・ザ・リング』のシリーズ三部作の第二作、『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』の感想です。完結編である第三作へのつなぎとして、申し分ない作品です!

 

 

作品情報

タイトル:ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

原題  :The Lord of the Rings: The Two Towers

製作年 :2002年

製作国 :アメリカ、ニュージーランド

監督  :ピーター・ジャクソン

出演  :イライジャ・ウッド

     イアン・マッケラン

     リヴ・タイラー

     ヴィゴ・モーテンセン

     ショーン・アスティン

     ケイト・ブランシェット

     ジョン・リス=デイヴィス

     バーナード・ヒル

     クリストファー・リー

     ビリー・ボイド

     ドミニク・モナハン

     オーランド・ブルーム

     ヒューゴ・ウィーヴィング

     ミランダ・オットー

     アンディ・サーキス

上映時間:179分

 

感想(ネタバレあり)

3つに分かれた旅の仲間

前作のラストで、3つに離散した旅の仲間ですが、本作ではそれぞれの物語が並行して進んでいきます。

 

オークとウルク=ハイの軍勢にさらわれたメリー(ドミニク・モナハン)とピピン(ビリー・ボイド)。隙を見て森に逃げ込んだ2人は樹木の姿をした種族エントに出会い、保護されます。そして、冥王サウロンの手に落ちた魔法使いサルマン(クリストファー・リー)の軍勢との闘いに協力するよう訴えます。

 

アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)、レゴラス(オーランド・ブルーム)、ギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)の3人は、メリーとピピンを助けるために後を追います。やがて白の魔法使いとして復活したガンダルフ(イアン・マッケラン)と再会。メリーとピピンの無事を知らされた彼らは、サルマンの軍勢に狙われた人間の王国ローハンに向かいます。そこで彼らもサルマンの軍勢との闘いに身を投じていきます。

 

力の指輪を葬るため、滅びの山の火口を目指すフロド(イライジャ・ウッド)とサム(ショーン・アスティン)。指輪の以前の持ち主であるゴラム(アンディ・サーキス)の尾行に気付いた彼らは、ゴラムを捕らえ、滅びの山への道案内をさせます。旅を続けるにつれ、指輪の魔力はフロドを蝕んでいきます。

 

"森が動く"興奮

メリーとピピンの物語では、クライマックスの興奮が半端じゃないです。

 

メリーはエントに手を貸して貰おうと熱く訴えますが、エントは最終的に静観することを決断します。故郷の方まで送ろうと言うエントに対し、ピピンが機転をきかせ、エントをサルマンの本拠であるアイゼンガルドの方へ誘導します。(メリーとピピンそれぞれが活躍するのがいいです

 

サルマンが武器を作る燃料のために森の木々を伐採している、アイゼンガルドの有様を目にしたエント達は怒り、アイゼンガルドに集結して闘います。このシーンの興奮と言ったら!

 

"森が動く"というモチーフと言えば、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『マクベス』も有名ですね。こちらもクライマックスで効果的にストーリーを盛り上げます。これは原作者トールキンによる、シェイクスピアへの挑戦だと見るのは深読みし過ぎでしょうか?

 

"5日目の朝、東の方から"

アラゴルン達の物語は、アクション映画としてのメインパート。クライマックスのヘルム峡谷の闘いは、大迫力です。

 

わずか数百のローハンの兵が守る要塞に、1万を超えるウルク=ハイの軍勢が押し寄せるさまは凄まじいです。ワイドショットの映像に迫力があります。闘いが夜の闇の中で行われるのも恐怖を倍増させます。

 

アラゴルン達の奮闘むなしく、やがてローハン軍は追い詰められていきます。「共に剣を抜こう」の台詞とともに、セオデン王とアラゴルン達が決死の突撃をするシーンは悲壮感漂う名シーン!

 

そして何と言ってもクライマックス。「5日目の朝、東の方から戻る」と言い残し去ったガンダルフが、エオメルの軍勢を連れて戻って来ます。東の丘の上に、暁の輝きを背にしたガンダルフの姿。彼らが丘の上から馬で坂を駆け下りると同時に朝日が昇り、敵の軍勢を照りつけるさまの絵になること!

 

憎たらしくも魅力あるゴラム

主人公フロド達の物語はゴラムとのやりとりが見どころのドラマパート。前作では、かすかな顔見せ程度の登場だったゴラムですが、本作では本格的に物語に絡んできます。

 

ゴラムは力の指輪の以前の持ち主です。もともとはフロドと同じホビット族で、スメアゴルという名前でしたが、指輪を長時間持ち続けたことで、指輪の魔力に支配され、外見も醜い姿になっています。

 

フロドとサムにお供しながら指輪を奪い返そうとするゴラムの人格と、ホビットの頃の良心を残すスメアゴルの人格。この2つの人格がせめぎ合うゴラムの苦悩も見どころの1つ。

 

フルCGで描かれるゴラムは、アンディ・サーキスがモーションキャプチャーで演じています。彼の名演のおかげでとても表情豊かで、憎たらしくも魅力を持ったキャラクターになっています。

 

指輪の魔力に蝕まれていくフロドと、何か企んでいそうなゴラム。この不安の中、気丈に振る舞いフロドを支えるサムの頼もしさよ!

 

最後に

1本の映画として興奮のクライマックスをしっかり描きつつ、完結編の第三作に向けてストーリーを盛り上げるつなぎとしても申し分ない作品です!劇場公開時は、この後1年も待たされたと思うと信じられません!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

 

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