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映画『名探偵コナン 沈黙の15分』感想 導入から強引過ぎる第15作

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どうも、たきじです。

 

今回は、2011年公開のアニメ映画『名探偵コナン 沈黙の15分』の感想です。『名探偵コナン』の劇場版としては前作『名探偵コナン 天空の難破船』に続く第15作にあたります。

 

 

↓ 前作の感想はこちら

 

作品情報

タイトル:名探偵コナン 沈黙の15分

製作年 :2011年

製作国 :日本

監督  :山本泰一郎(総監督)
     静野孔文(監督)

声の出演:高山みなみ
     山崎和佳奈
     小山力也
     山口勝平
     林原めぐみ
     緒方賢一
     松井菜桜子
     茶風林
     岩居由希子
     高木渉
     大谷育江

上映時間:109分

 

感想(ネタバレあり)

本作はなかなか強引な展開が目立ちますね。導入がまさにそれ。電車を狙った爆破テロを察し、死者を出さずに食い止めたコナンは、これは都知事に恨みを持つ者の犯行と疑います。そして、都知事が国交相時代に建設に関わった新潟県のダムが関係するのではないかと睨み、コナン達はダムのある村へと向かいます。いや、この展開無理がありませんか?飛躍しすぎですよね?導入が雑すぎて苦笑いしてしまいました。

 

コナンが新一として蘭と電話している時に雪に書いたメモを蘭に見られ、新一が近くにいると疑われるのも、なんかわざとらし過ぎです。伏線なんだろうと思って見ていましたが、この頃のコナン映画は、この手の雑な伏線が特に多い印象です。

 

ミステリー要素の方はまずまずといったところでしょうか。プロローグで冬馬くんを追っていた黒い影は、殺人事件の犯人とは別の人物だったというのは、ひねりが効いていて面白いところでした。それにしても、コナン映画は後の作品も含め記憶喪失ネタが多いですね。

 

アクション要素としては、爆破されたダムの水を食い止めるために、コナンがスノボで雪を滑走するシーンが最大の見せ場でしょう。雪崩でダムの水の流れを止めるというアイデアは面白いですが、コナンが何をしようとしているのか若干分かりづらかったですね。

 

その後はコナンが雪崩に巻き込まれるというまさかの展開。劇中、「雪崩に巻き込まれたら15分が生存の限界」ということが語られることや、本作のタイトルから、誰か雪崩に巻き込まれることは示唆されていましたが、まさかコナンとは。このパターンはてっきり蘭かと思いましたよ(笑)。

 

ここで、新一との電話の伏線回収。新一に電話をダイヤルしながら叫ぶ蘭の声を感じて目覚めたコナンはベルトからサッカーボールを射出し、なんとか助かります。このシーンのために上述の雑な伏線が入れられていたわけですが、やはり強引な印象を受けますね。コナン映画は新一と蘭の絡みを入れないといけないルールなんでしょうか?あまり無理しなくても…。このシーンなんか、コナンと蘭の関係性だけでも十分に成立させられそうですけどね。

 

最後に

今回は、映画『名探偵コナン 沈黙の15分』の感想でした。導入から強引過ぎる展開に苦笑いしてしまいましたが、それなりには楽しめる作品でした。

 

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