今回は、東急の溝の口駅前にあるつけ麺屋「鶏と魚だしのつけめん哲」さんに久々の訪問。溝の口に頻繁に来ていた頃はちょくちょく訪れていましたが、今回は数年ぶりの訪問です。
店舗情報
鶏と魚だしのつけめん哲 溝の口店 (つけ麺 / 溝の口駅、武蔵溝ノ口駅、高津駅)
レビュー
こちらのお店は、関東を中心にチェーン展開している「つけめんTETSU」のグループの一店で、店名にある通り鶏と魚だしのスープで他店と差別化されています。
平日の19時半頃に訪れると9割ほどの客入りでした。その後も常に満席くらいをキープしていました。以前は平日のこの時間でも店外に列ができていることが多かったですが、最近はどうでしょうね。この日は雨だったのでお客さんが少し少なかったのかもしれません。
入店すると、まずは店内にある券売機で食券を購入します(現金のみ)。
基本のつけ麺は濃厚強火炊きつけめんと淡麗弱火炊きつけめん。その他、まぜそば、かけそばもあります。つけ麺の雑炊セットも人気です。私はトッピング豊富な濃厚強火炊き特製つけめんの大盛りにしました(¥1250+¥150)。麺はあつもりにもできますが、私は基本ひやもりです。
食券を購入すると、店員さんが受け取りに来て、席に案内されます。紙エプロンは券売機の横にあったので自分で取りました。
店員さんから水が提供されますが、おかわりは卓上のピッチャーでセルフサービスとなります。
座席はカウンターが10席ほどと、テーブルが2卓。私は1人でしたのでカウンター席。隣の席との感覚は割と余裕があり、窮屈な感じはありません。椅子の下にカゴ、テーブル下にも棚があり、荷物を置けます。
店内は明るい雰囲気で、BGMに最新のJ-POPが流れています。店員さんも皆さん感じの良い明るい接客です。
10分ほどでつけ麺が到着。熱した器の余熱でスープはぐつぐつと沸き立ち、スープの香りが広がります。
濃厚強火炊き特製つけめん
スープの中には白菜とネギ、麺の上にはチャーシュー、味玉、メンマ、カイワレ、そして皿に乗ったレンゲの上に鶏皮の唐揚げが乗っています。
麺はちぢれた平打ちの太麺。スープが沸き立っているので、冷たい麺も一瞬で熱々になります。スープが冷めたら焼き石を注文して再加熱することも可能です。
スープは鶏と魚介の旨みたっぷり。粘性は低くさらさらとしたスープです。濃厚と名がついていますが、白菜の印象も相まって、あっさりした印象のつけ麺ですね。
以前はスープの中にバラチャーシューのブロックが入っていましたが、現在は無いようですね。麺の上に乗ったチャーシューは、薄切りの肩ロース2枚でした。冷凍チャーシューにありがちなパサパサした感じはなく美味しいです。塩味は強めです。
個人的に好きなのが、鶏皮の唐揚げ。これが意外と合うんです。こちらも味付けしっかりめですが、これがちょうど良い塩梅です。
味玉は黄身が流れ出さない程度の半熟で、こちらは味付け薄めです。
卓上には水と割スープと紙ナプキンと箸。薬味が撤去されたのは、コロナの影響か、それともスシローの件の影響か。店員さんに頼めば、揚げ葱、柚子八味、特選胡椒をいただくことができます。
私は揚げ葱を注文してスープに投入。最初はザクザク、やがてスープでしんなりと変化する食感と、揚げたネギの旨みと甘みがいい味変。おすすめです。
最後に卓上のピッチャーでスープ割。最後まで美味しくいただきました。
物価高の影響で、値段や具材は変わりましたが、つけ麺としての美味しさは変わらず、満足のいく食事でした。