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映画『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』感想 アクションアニメとして見るべきか

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どうも、たきじです。

 

今回は、映画『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』の感想です。私は名探偵コナンの特別ファンでも無いですが、日テレの『金曜ロードショー』でやっていたので鑑賞しました。

 

作品情報

タイトル:名探偵コナン 天国へのカウントダウン

製作年 :2001年

製作国 :日本

監督  :こだま兼嗣

声の出演:高山みなみ

     山崎和佳奈

     神谷明

     山口勝平

     林原めぐみ

     茶風林

上映時間:100分

 

感想(ネタバレあり)

前回の記事で感想を述べた『異次元の狙撃手』では、「黒の組織」がらみのストーリーで登場するキャラクターがたくさん出てきて、少しとっつき難い部分がありました。本作でも「黒の組織」関係のキャラクターは登場しますが、ジン、ウォッカ、灰原といった、初期から登場しているキャラクターだけでなので私の知識でも付いていけました(初期の作品なので当たり前ですが)。


ストーリーの方は、推理ものとしては正直微妙。連続殺人の犯人が残していた二つに割れたお猪口は、ビルで割られた富士山を表していたとか、いかにも漫画的ですし、連続殺人のうちの1つは黒の組織の犯行というのもどうなのか。そもそも事件自体に劇場版らしいスケール感はありません。


本作で劇場版らしいスケール感を持っているのは、『タワーリング・インフェルノ』を思わせる、高層ビルを舞台にした脱出劇。こちらのアクションの盛り上がりこそが、本作の見どころと言えます。まあ、消防用ホースでバンジーとか、スケボーで大ジャンプとか、こちらもめちゃくちゃ漫画的ですが、そこは割り切って楽しめました。


クライマックスには全てが凝縮されています。すなわち、時限爆弾の爆発から逃れるために、爆風に合わせて自動車で隣のビルの屋上のプールに飛び込むというもの(これはアニメだから許される!)。


冒頭のキャンプのシーンでの「米粒1粒でも残すとバチが当たる」とか、少年探偵団の子供同士の恋愛模様とか、30秒のカウントゲームとか、仕掛けられた伏線がこのクライマックスで一気に回収されます。カウントダウンのスリルが生み出すスピード感の中で、こうした伏線回収の畳み掛けによって最高に盛り上がるシークエンスになっています。


『天国へのカウントダウン』というサブタイトルは完全にこのクライマックスについてだけ述べたものになっていますね。カウントゼロで時限爆弾が爆発したら"天国行き"ということですが、同時に歩美ちゃんがカウントする30秒は生還へのカウントダウンになっているのが面白いです。

 

最後に

今回は、映画『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』の感想でした。推理ものというより、アクションアニメとして割り切って見れば、とても楽しい映画だと思います。

 

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