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バーバリーのトレンチコートをお直し

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どうも、たきじです。


今回はお直しのレポートです。


バーバリーのヴィンテージのトレンチコートを入手したのですが、私には袖丈が短め。そこで、阪急メンズ東京にあるリメイキングサロンに持ち込んでお直ししてもらいました!

 

  • お直しの流れは?
  • 料金はどれくらい?
  • 納期はどれくらい?


などの疑問にお答えできればと思いますので、お直しを検討している人にお読みいただければ幸いです。

 

トレンチコートのご紹介

今では冬の防寒着の定番コートの1つになっているトレンチコートですが、元々はイギリス軍の軍服。「トレンチ(塹壕)」の名は、第一次世界大戦の塹壕戦に由来します。軍の要請に応じて防寒性・防水性に優れたトレンチコートを開発したのがバーバリーアクアスキュータムでした。つまり、バーバリーとアクアスキュータムがトレンチコートの元祖というわけです。


今回紹介するトレンチコートはそのバーバリーのトレンチコート。最高級ラインであるバーバリー・プローサムのものです。軍服としての機能性のある意匠を残した本格仕様。余計なデザインは入っていないトレンチコートの基本形です。


1980年代のヴィンテージで、父から譲り受けたものになります。現在のバーバリーのトレンチコートは約30万円で販売されていますが、当時もそれくらいしたのかな?

 

目立った傷みはなく、かなり状態の良い逸品で、サイズもぴったり。と思いきや、袖丈だけ少し短い!それ以外は完璧なのに!


というとで、お直しです。

 

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正統派のクラシックなトレンチコートで格好いいです。

 

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80年代のものとしてはかなり状態がいいです。

 

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当時のバーバリー・プローサムのロゴです。

 

↓ 現行のバーバリーはこちらから検索

 

リメイキングサロンのご紹介

 

今回は、有楽町の阪急メンズ東京の8Fにあるリメイキングサロンにお直しをお願いしました。


全国で200以上のリフォームショップを手がけるフォルムアイが運営するショップです。

 

 

お直しの流れ

①カウンセリング

まずはスタッフの方とカウンセリングをして、お直しの内容を詰めていきます。


コートを羽織って、サイズを見ていただきながら、袖を出す寸法を決めます。


腕の長さは左右で微妙に違うので、スーツやシャツのオーダー時には左右の袖丈を変えますが、今回はそこまではせず、左右共に3cm出すことにしました。


袖丈を調整する場合に問題になるのが、袖口にあるベルト(カフ・ストラップ)の位置。3cm袖を出すと、ベルトの位置が袖の端から3cm離れることになり、不恰好になってしまいます。

 

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この状態から袖が伸びると、ベルトの位置が相対的に上がってしまいます。


そこで、ベルトループを下に3cm移動することにしました。幸運なことに、ベルトループの上部の縫い目の位置と下部の縫い目の位置の差が約3cm。つまり、移動後の上部の縫い目が、移動前の下部の縫い目に重なるので、縫い目の跡を隠すことができます(上部の縫い目の跡が残るのは仕方ない)。

 

続いて、袖丈を出す場合に問題になることが2つ。


1つ目は、袖口の折り目が出てしまうこと。アイロンを当てて確認してもらいましたが、どうしても折れていた箇所は跡が残ってしまいます。そこで、ここでもスタッフの方のご提案に従い、折り目の跡にステッチを入れて、デザインとして隠すことにしました。


2つ目は、裏地が足りないこと。これについては、袖裏の目立たない箇所に生地を継ぎ足すことになります。


以上でお直しの内容が一通り決定です。


②お会計

お直しの内容が決まったらお会計です。今回のお直しの料金は以下の通りでした(税抜)。

 

  • 袖丈直し     :4,000円
  • ベルトループの移動:1,000円
  • 裏地継ぎ足し   :3,500円
  • ステッチ     :500円 ×2

  合計       :9,500円


③お預け

会計を終えると、一旦お預けとなり、出来上がりまで待つことになります。今回のお直しの納期は約2週間でした。


④受け取り

出来上がりの期日が来たら、再度店舗を訪問。仕上がりを確認して受け取ります。

 

これでお直しが完了です。

 

 

仕上がり

まずは全体像のビフォーアフター(左がbefore、右がafter)。袖丈が3cm伸びています。

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下の写真は、1枚目がお直し前、2枚目がお直し後。ステッチが入ったところが、お直し前に折り目になっていたところ。自然な仕上がりです。

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ベルトループの仕上がりはこんな感じ。もとの位置にベルトループ上部の縫い目の跡がうっすら残っています。下部の縫い目に合わせて、お直し後の上部を縫い付けています。

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袖の内側の写真。1枚目がお直し前、2枚目がお直し後。

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袖を裏返した写真。袖丈を3cm出すために裏地が足りない分を継ぎ足しています。

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感想

しっかりカウンセリングしていただいたので、オリジナルのイメージを損ねることなくサイズを調整することができました。仕上がりにもとても満足です。


上質なものを適切にケアして長く使う。これは私が常に心がけていること。それなりにお金はかかりましたが、とても良いお直しができました。これからどんどん着用していきたいと思います。大切に使って、いつか息子に譲ることができたら最高ですね。

 

 

最後に

今回は、トレンチコートのお直しについてのレポートでした。お直しを検討中の方に、少しでも参考になりましたら幸いです。迷っている方は、ぜひ一度お試しください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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