どうも、Takijiです。
3月上旬、1泊2日で草津温泉に行ってきました!
1日目
草津温泉へ
公共交通機関で東京方面から草津温泉に行くには高速バスか電車の利用になります。
高速バスの場合、バスタ新宿から所要時間が約4時間で3500円前後(時期による)です。
電車の場合、上野から出ている特急草津を利用します。新宿方面からですと、赤羽か大宮で特急草津に合流。終点の長野原草津口駅からバスに乗り換えることになります。トータルで所要時間が約4時間、5500円くらいです。
今回は高速バスを利用しました。
高速バスのメリットは、
・往復で約4000円安いこと
・乗り換え不要なこと
一方のデメリットは、
・遅れるリスクがあること
あとは好みですね。
ちなみに行きは約40分、帰りは1時間半の遅れでした。土日でただでさえ混雑するうえ、帰りは事故渋滞にはまってしまいました。
チェックイン
お昼過ぎに草津温泉バスターミナルに到着。
まだチェックイン時間ではありませんが、荷物を預けに宿へ向かいました。
今回のお宿は「昔心の宿 金みどり」さん。
バスターミナルから徒歩5分、草津温泉の中心地の湯畑へは徒歩3分とアクセス抜群です。
先にチェックインの手続きだけ行い、荷物を預けさせていただきました。
昼食
昼食は湯畑の近くにある「水穂」さんで、天ぷらうどんをいただきました。
讃岐うどんとは違ってコシがあるというよりは硬さのある麺(関東風?)。讃岐うどん大好きの私としては、最初少し戸惑いましたが、麺自体の風味がよくて、食べ進めるうちに美味しくなっていきました。出汁も天ぷらも美味しかったです。
ごちそうさまでした!
湯畑
食事を終えると、草津温泉最大のランドマークである湯畑へ。草津温泉と言えばこのイメージですね。
湧き出た高温の温泉をこの湯桶に流すことで適温に冷まし、宿泊施設や共同浴場に供給しているのだそうです。また、土産物としても売られている湯の花(温泉の成分が析出したもの)もここから採取されています。
湯滝。温泉は最後にここを流れ落ちます。
この湯畑のデザインは岡本太郎氏が手掛けたということです。湯滝の前には「草」の字をモチーフにしたロゴが描かれていました。かっこいいなぁ!
標高は1156m。
マンホールに描かれているのは草津温泉のマスコットキャラクターのゆもみちゃん。
湯畑のすぐ隣にある光泉寺。真言宗の寺院です。
湯畑を見渡せます。
源頼朝にゆかりのある白旗源泉も湯畑のすぐ隣にあります。
温泉
湯畑周辺を一通りぶらついたら、宿へ戻ります。
チェックインの手続きは済んでいるので、すぐに案内されました。部屋に行く前に、ロビー奥で好きな浴衣を選べました。部屋に案内されると、夕食まで温泉に入るなどしてゆっくり過ごします。
草津温泉は強酸性の泉質。肌に少し沁みますが、いいお湯でした。
夕食
夕食は部屋食でした。大変豪華な会席料理で、大満足!
お酒も進みます!(群馬の地酒「水芭蕉」)
湯畑(ライトアップ)
食事を終えたら再び湯畑へ。夜はライトアップをやっているんですよ!
部屋に丹前と半天が用意されているので浴衣の上から着て準備OK!
3月上旬なのでこれでも十分ですが、真冬だと厳しいかな。マフラーやコートでさらに防寒した方が良さそうです。
ライトアップされた湯畑はとても美しいです!
日中よりも湯気が多くて、ライトアップも相まってとても幻想的です。
桜とか紅葉のような自然のものをライトアップすることに対して、私はやや否定的な方なのですが、これはなかなかいいですね。あまりにも現実離れした光景だからでしょうか?
ただ現実離れしているが故に、「ディズニーランドみたい!」という声が聞こえてきたりしました。
作り物に例えるな!(笑)
湯畑前では不定期にキャンドルイベントをやっていて、この日はたまたま開催日。光泉寺の階段にキャンドルが敷き詰められていて、ゆもみちゃんが描かれています。
階段下では自分のカメラで記念写真を撮ってくれます。もちろん無料で、何か買わされることもありません(笑)
ハーモニカの演奏が湯畑一帯に響き渡り、幻想的な雰囲気をさらに掻き立てます。
足湯でゆっくりするのもいいですね。
キャンドルイベントをやっている日でもそうでない日でも、湯畑のライトアップはいつでもやっているので、ぜひとも行くことをおすすめします!
そういう意味でも湯畑に近い宿はいいですね。
さすがに長時間外にいると、体が少し冷えてしまいます。もう一度温泉に入って温まって就寝です。
2日目
朝食
朝食も部屋食で、朝から大満足な食事でした。
熱の湯
チェックアウトを済ませ、荷物を預かっていただいて出発。
湯畑にある「熱の湯」で湯もみと踊りのショーを見に行きます。
午前中は9:30、10:00、10:30の3回開催され、9:00からすべての回のチケットが販売されます。チェックアウトした人が続々と向かうので、後の回ほど混むようです。
10:00の回狙いで10分前くらいに到着すると、すでに大行列でした。とはいえ、キャパはそこそこあるので、余裕で入場できます。
順番に入場して好きな場所で見ることができます。1階で近くから見るもよし、2階で上から見下ろすもよし。湯もみ体験をしたい人は並ばないといけないので、1階で見ていた方がいいでしょう。
草津温泉の紹介VTR、踊り、湯もみ、湯もみ体験という順番で行われ、全体で25分ほど。料金は大人600円、小学生300円です。
温泉の湯を厚板でかき混ぜる“湯もみ”は、高温の湯を冷ますために行わていたものです。“草津よいとこ一度はおいで”で有名な草津節にのせて行われます。
体験できるコーナーもあるので、記念にいいですね。10人×2回の合計20人が、体験できます。
西の河原公園
続いて西の河原公園に向かいます(湯畑から徒歩10分)。途中には土産物屋さんや食事処が立ち並んでいます。
片岡鶴太郎美術館もあります。
西の河原公園は、温泉が湧き出ていたり、温泉の川が流れていたりと、これまた現実離れした公園です。
これも温泉。
この川も温泉。奥には湯気が立ち昇っています。
足湯を楽しめる場所がたくさんあります。
ベルツ博士とスクリバ博士の胸像があります。ドイツ人医師である両氏は、草津温泉の医学的効能を世界に紹介したそうです。
昼食
湯畑に戻って昼食。お昼時なので、いろんなところで行列ができていました。
少し並んで、「平の家」さんで上州豚せいろ蕎麦をいただきました。豚肉たっぷりで出汁も効いていて、とても美味しい蕎麦でした!
ごちそうさまでした!
帰宅の途
お土産屋さんをぶらついて、宿に預けた荷物を受け取ったら帰宅の途につきます。上述のように事故渋滞に巻き込まれ1時間半の遅れ…
疲れた(泣)
最後に
初めての草津温泉を1泊2日で満喫しました!
やはり日本を代表する温泉地だけあって、とても居心地のいい場所でした。宿や温泉街のお店など、全体的にホスピタリティはすばらしかったですね。
老朽化して寂れた温泉街も多い中で、いつまでも人気を保っていることもうなずけます。まさに一度は行っておくべき温泉でした!
ただ、事故渋滞は誤算。電車の方が良かったかなぁ…
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!