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映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』解説&感想 ウルヴァリンのオリジンストーリー

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どうも、たきじです。

 

今回は2009年公開のアメリカ映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の解説&感想です。ウルヴァリン・シリーズの第1作、X-MEN映画としては、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』に続く第4作です。

 

 

↓ X-MEN映画の前作の解説&感想はこちら

 

作品情報

タイトル:ウルヴァリン:X-MEN ZERO

原題  :X-Men Origins: Wolverine

製作年 :2009年

製作国 :アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア

監督  :ギャヴィン・フッド

出演  :ヒュー・ジャックマン
     リーヴ・シュレイバー
     ダニー・ヒューストン
     リン・コリンズ
     ライアン・レイノルズ
     テイラー・キッチュ
     ウィル・アイ・アム
     ドミニク・モナハン

上映時間:108分

 

解説&感想(ネタバレあり)

X-MENシリーズ作品としての見どころ満載

2000年から2006年にかけて公開されたX-MEN三部作。その中心人物であるローガン(ウルヴァリン)を主人公としてさらに掘り下げ、その過去に迫るスピンオフが本作『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』です。ファンや批評家の評価は賛否が分かれていますが、演出や脚本には見どころが多く、個人的には割と好きな作品です。

 

物語はローガンとその兄ビクター(セイバートゥース)の少年時代から始まります。家を飛び出した2人が、南北戦争からベトナム戦争に至るまで、アメリカの主要な戦争を共に戦う姿をモンタージュで繋ぐ演出は良いですね。およそ100年の時の流れを描きながら、老化することのない彼らのミュータントとしての特性を印象的に描いてます。第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦の描写は『プライベート・ライアン』に似すぎですが(笑)。

 

物語序盤の見どころは、特殊部隊として集められたミュータントたちの戦闘シーンです。エレベーターを自在に操るクリス、華麗に早撃ちを決めるゼロ、戦車の砲身を手で塞いで戦車を破壊するフレッド、日本刀で銃撃に立ち向かうウェイド、テレポートで敵を出し抜くジョン。それぞれが個性的な能力を披露し、視覚的にも楽しめるアクションシーンが展開されます。これぞX-MENシリーズの醍醐味といえるでしょう。

 

クライマックスでは、ローガンとビクターの対峙を経て、真の敵ウェイド(デッドプール)との戦いが繰り広げられます。敵対していた兄弟が共闘するという熱い展開に加え、施設からの脱出を図るエマ・フロストやスコット・サマーズ(サイクロップス)たちの動きがクロスカッティングで描かれ、緊張感を高めています。

 

また、本作は『X-MEN』シリーズの前日譚として、施設を脱出した子供たちとチャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)の出会いやローガンの記憶喪失といった描写を通じて、『Xメン』への橋渡しを担っています。『スター・ウォーズ』のエピソード1〜3などと同様に、前日譚を描く作品の醍醐味と言えるでしょう。

 

他のシリーズ作品との整合性を欠く

一方、一部の登場人物が、他のX-MEN作品と整合が取れていないところがあり、そこは不満が残るところではあります。セイバートゥース(ビクター)は『Xメン』に敵の脇役として登場していましたが、外見も設定も本作とは大きく異なります。また、本作では若い少女として描かれたエマ・フロストが、本作より前の時代を描いた『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』では大人の女性として登場し、設定も全く異なっています。まあ、各作品とは完全に時系列が繋がっているわけではなく、並行世界の出来事と理解すればいいのでしょうけどね。

 

また、本作でローガンと敵対したビクターとウェイドは、いずれも生存したまま映画が終わりましたが、その後のウルヴァリンシリーズには登場しないのも、不自然に感じられます。ウェイドはのちに『デッドプール』シリーズにおいて単独作品の主人公として描かれていますが、こちらは本作とは明確に別のタイムラインで、より原作に忠実な設定に刷新して描かれています(本作のウェイドをネタにしています)。

 

本作のポストクレジットシーンでは、ウェイドが画面に向かって「シー」と口止めするような声を出します。本作公開時は『デッドプール』公開前で、私はこのキャラクターについてよく知りませんでした。これがデッドプールお得意の第四の壁を破る(観客への語りかけ)行為だったとは、今回の再鑑賞で初めて気付かされました。

 

最後に

今回は映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の解説&感想でした。演出や脚本はなかなか良く、個人的には割と好きな作品です。ただし、他のシリーズ作品との整合性やウルヴァリンシリーズの続編へのつながりを欠く点や、人気キャラクターであるデッドプールを原作とはかけ離れたキャラクターとして登場させている点は否定的な意見もありそうです。このあたりが、本作が作品自体の完成度の割にそこまで評価されていない理由かもしれません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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