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映画『トイ・ストーリー3』解説&感想 傑作アニメシリーズの第三作!

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どうも、たきじです。

 

今回は、『トイ・ストーリー』、『トイ・ストーリー2』に続いてシリーズ第三作『トイ・ストーリー3』の解説&感想です。

 

↓ 過去作はこちら

作品情報

タイトル:トイ・ストーリー3

原題  :Toy Story 3

製作年 :2010年

製作国 :アメリカ

監督  :ジョン・ラセター

声の出演:トム・ハンクス

     ティム・アレン

     ジョーン・キューザック

     ネッド・ビーティ

上映時間:103分

 

あらすじ

アンディに大切に遊ばれてきたおもちゃ達でしたが、アンディは17歳になり、遊ばれることもなくなっていました。アンディの大学行きによって、捨てられてしまうことを恐れていたおもちゃ達ですが、ウッディ(トム・ハンクス)は大学へ、その他は屋根裏に行くことになります。しかし、ちょっとした手違いで全員が保育園に寄付されてしまいます。

 

保育園で、ウッディ達はクマのぬいぐるみのロッツォ(ネッド・ビーティ)達に歓迎されます。常に新しい子供たちが入ってくる保育園は、おもちゃ達にとってはずっと遊んでもらえる永遠の楽園のようでした。アンディのところへ戻るべきだと主張するウッディに対し、バズ(ティム・アレン)やジェシー(ジョーン・キューザック)などの他のおもちゃ達は耳を貸しません。

 

実際には、保育園はロッツォが支配しており、バズ達はおもちゃを粗末に扱う年少のイモムシ組に入れられてしまいます。アンディのところへ戻ろうと保育園を出ていたウッディですが、仲間達の危機を知り保育園に戻ります。やがて、ウッディと仲間達の大脱走劇が始まります。

 

解説&感想(ネタバレあり)

アドベンチャー映画としての楽しさ

このシリーズは毎度毎度、前作を上回るアドベンチャーを見せてくれます。

 

まずは、オープニングの活劇!前作はバズ・ライトイヤーのテレビゲームの中の世界を表現したオープニングでしたが、本作はアンディがおもちゃ達を使って繰り広げる空想の物語を表現しています。ウッディがなじむ西部劇に始まり、自動車や宇宙船など、西部劇とは世界観の異なるものが徐々に入り混じってくるあたり、いかにも子供の空想らしくてうまいです。

 

中盤では保育園からの脱走劇!おもちゃを片付けるカゴの独房や、監視カメラやサーチライトによる見張りなど、保育園を刑務所に見立てた演出が面白いです。緻密な作戦を立てて脱走する様子はサスペンス要素もたっぷりです。

 

そして最後はごみ処理場でのアクション!次々に訪れる困難に対し、みんなが力を合わせて立ち向かいます。これまでとは違い、失敗は"死"を意味するという緊迫した状況なので、これまで以上に手に汗握ります。焼却場で死を覚悟してみんな黙って手をつなぐシーンは泣けます。

 

アンディとおもちゃ達の物語の完結

前作では、子供の成長に伴っておもちゃが居場所を失っていくという現実がストーリーの軸になっていました。前作ではそれがやがて来る未来だったのに対し、本作ではその日が訪れています。おもちゃにとって切実なこの問題に対する1つの答えが保育園だと思いきや、それを絶望的な場所にして描くことに意外性がありました。

 

最終的におもちゃ達はボニーという女の子の持ち物になります。アンディと同じように、おもちゃを大切に扱い、空想の物語を作っておもちゃ達と遊ぶボニーのもとに落ち着くというラストはすばらしいものでした。

 

アンディはおもちゃ達を順番に紹介しながらボニーに渡していきます。最後に大学に連れていくつもりだったウッディをせがまれ、一瞬ためらいの表情を見せながらもアンディはボニーにウッディを渡します。「覚えていないくらいくらい昔から友達」だという大切なウッディへの想い、そして「みんな僕の宝物なんだ」という言葉には本当に感動しました。アンディがおもちゃ達への想いを言葉で語るのは初めてですからね。

 

2人がおもちゃで遊ぶシーン。おもちゃ達はおもちゃ本来の表情で固まっていますが、その奥にあるうれしい楽しい感情が伝わってくるようでした。アンディにとっても、実家を離れて1人大学に向かうという大きな旅立ちを、大切なおもちゃ達に見送られてとても幸せなことだと思います。

 

あまりにも温かく、優しいラストでした。これでアンディとおもちゃ達の物語は終わり。きれいな完結編だったので、個人的には続編は不要だと思っていたのですが、『』が作られてしまいました…

 

最後に

今回は映画『トイ・ストーリー3』の解説&感想でした!シリーズ最高傑作と言っていいくらい素晴らしい作品でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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