映画『トイ・ストーリー』感想 傑作アニメシリーズの第一作!

どうも、Takijiです。

 

今回は映画『トイ・ストーリー』の感想です。言わずと知れた傑作アニメシリーズの第一作ですね。7月12日には『トイ・ストーリー4』が公開されます。

 

作品情報

タイトル:トイ・ストーリー

原題  :Toy Story

製作年 :1995年

製作国 :アメリカ

監督  :ジョン・ラセター

声の出演:トム・ハンクス

     ティム・アレン

     ドン・リックルズ

     アニー・ポッツ

上映時間:81分

 

あらすじ

おもちゃ達は感情を持っていて、人間が見ていないところで動き回っている、そんな設定のお話です。少年アンディは大好きなおもちゃ達を使って、空想の物語を作って遊んでいます。一番のお気に入りは保安官のおもちゃのウッディ(トム・ハンクス)。彼はおもちゃ達のリーダーでもあります。


そんなある日、アンディが誕生日プレゼントにもらったバズ・ライトイヤー(ティム・アレン)のおもちゃがやってきます。スペース・レンジャーのおもちゃである彼は、レーザーや翼、最新のボイス機能などを持ち、たちまちアンディのお気に入りに。ウッディはアンディのお気に入りの立場も、おもちゃ達のリーダーの立場も奪われてしまいます。


バズに嫉妬したウッディが、彼を部屋から追い出そうとしたことをきっかけに、アンディの部屋を飛び出してしまったウッディとバズは、おもちゃを粗末に扱う悪ガキのシドに捕まってしまいます。ウッディとバズは無事にアンディの部屋に戻ることはできるのか!?

 

映画『トイ・ストーリー』感想(ネタバレあり)

ストーリー設定と映像表現

本作の公開当時、私は子供ながらに衝撃を受けたのを覚えています。今でこそ慣れてしまっていますが、当時、本作のストーリー設定と映像表現には驚かされました。

 

人間が見ていないところでおもちゃ達が動いているという基本設定もそうですが、ストーリーの軸にもなっている、"ウッディのバズに対する嫉妬"と"バズのおもちゃとしてのアイデンティティ"というテーマ性にも驚きました。特に、自分がスペース・レンジャーだと思い込んでいるバズが、自分はおもちゃであるという事実に気づいていくという展開は非常に面白いものでした。

 

大人の鑑賞にも耐えるテーマ性をもちつつも、おもちゃを粗末に扱うシドを悪役として描くことで、「おもちゃを大切にしましょう」という分かりやすい子供へのメッセージもしっかり込められているのもいいです。

 

また、本作は映画史上初めての全編フルCG長編アニメですが、今見ても違和感なく楽しめる映像表現になっているのはすごいです。もちろん後のCGアニメ映画で、ディテールの技術はさらに発展していくわけで、最新の映画と比べれば古さはあります。しかし基本的な映像表現の部分で気になる要素は一切無く、映画に入り込めます

 

完璧すぎるクライマックス

バズはシドによって背中に花火をくくりつけられ、今にも火を付けられそうでしたが、ウッディに助けられ、何とか逃げ出します。2人はアンディの家に戻りますが、アンディは引越しのため家を出発していきます。ここから、ウッディとバズがアンディの車を追いかけるクライマックスに入ります。ここからの展開が見事!

  

バズの背中の花火が柵に引っかかっているうちに車が行ってしまう…

  ↓

ラジコンに乗って追いかければいい!

  ↓

電池切れ…

  ↓

バズの背中の花火の推進力が使える!マッチもある!

  ↓

車の風圧でマッチの火が消える…

  ↓

バズのヘルメットで太陽光を集めて火をつけよう!

  ↓

花火の勢いで空に舞い上がる…

今にも爆発しそう…

  ↓

バズの背中の翼を広げてアンディの車へ!

 

このピンチと解決の畳み掛けの素晴らしさよ!しかも解決策が毎度毎度しっかりと伏線回収になっている心地よさ!

 

中でもバズが翼を広げるシーンは素晴らしいです。映画序盤のバズの登場シーンで、バズはベッドの上から華麗に宙を舞います(たまたま飛行機のモビールに引っかかって)。おもちゃ達の大喝采に対し、嫉妬に狂うウッディは「あんなの落ちただけだ!かっこつけて!」と言います。

 

それを受けての、このラストシーン。バズの翼を広げて空を舞いながら、「飛んでる!」と言うウッディに対し、バズは「落ちているだけだ、カッコつけてな!」と返します。そしてウッディはバズの決め台詞「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」を叫びます。

 

ウッディの台詞はバズを認めた証であり、バズの台詞は自分がおもちゃであることを受け入れた証になっています。ウッディの嫉妬心はバズとの友情の成立に帰結し、バズはおもちゃとしてのアイデンティティを確立する。すなわち2つテーマの解決を、この台詞のやりとりで描いています。なおかつドラマとアクションを同時に終結させています。

 

いや、完璧すぎるでしょ… 

 

最後に

今回は映画『トイ・ストーリー』の感想でした!子供にも大人にもおすすめしたい素晴らしい作品です。まだ見ていない人は『トイ・ストーリー4』に向けてぜひご覧ください! 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

 

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