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映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』解説&感想 飽きさせないストーリー展開

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どうも、たきじです。

 

今回は2013年公開のアメリカ映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の解説&感想です。マイティ・ソー・シリーズとしては『マイティ・ソー』に続く第2作、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品としては『アイアンマン3』に続く第8作にあたります。

 

 

↓ 前作の感想はこちら

↓ MCU前作の解説&感想はこちら

 

作品情報

タイトル:マイティ・ソー/ダーク・ワールド

原題  :Thor: The Dark World

製作年 :2013年

製作国 :アメリカ

監督  :アラン・テイラー

出演  :クリス・ヘムズワース
     ナタリー・ポートマン
     トム・ヒドルストン
     アンソニー・ホプキンス
     ステラン・スカルスガルド
     イドリス・エルバ
     クリストファー・エクルストン
     アドウェール・アキノエ=アグバエ
     カット・デニングス
     ジェイミー・アレクサンダー
     レイ・スティーヴンソン
     ザッカリー・リーヴァイ
     浅野忠信
     レネ・ルッソ
上映時間:112分

 

解説&感想(ネタバレあり)

本作は、MCU作品の中では評価が分かれる作品のようですが、個人的に楽しめた一本です。


ジェーンが異世界に転移してエーテルを吸収してしまうという展開こそ多少ご都合主義的ですが、その後のストーリー展開は最後まで引き込まれるものでした。


アスガルドが攻め込まれて囚人が解放されるとか、ソーとロキの母が命を落とすとか、ソーがロキに協力を頼むとか、大きな出来事が続いて飽きさせません。さらに、ロキがソーを裏切ったと見せかけて、2人が共闘するという熱い展開。ここで中ボス的な敵をうまく嵌めて倒す一方、ロキが命を落とすという展開によって、中盤をうまく盛り上げています。

 


やはり、神話的でファンタジーな世界と現実世界が交わるのが本シリーズ独自の魅力。クライマックスにかけてロンドンがメインストーリーの舞台となることで俄然面白くなります。


世界の境界が不安定な中で、空間を転移しながら戦うのが本作のアクションの見せどころ。これは面白いですね。ソーが転移する度に、ハンマーが宇宙規模であちこち行き来するのは笑ってしまいます。超人的なソーが戦うのを、生身の人間である地球の面々がうまくサポートするのもまたいいんですよね。


さて、前作『マイティ・ソー』、『アベンジャーズ』に続いて登場のロキ。母の死に対する反応や、ソーとのやりとりを通して、本作では過去作に増して、彼の複雑な内面を垣間見ることができますね。前作ではいまいち何がしたいか分からず、『アベンジャーズ』では小憎たらしい悪役程度にしか見えなかったロキですが(私見)、本作でキャラクターとしての魅力が増したことは間違いないでしょう。


最後に、前作に続いて述べておきたいのは浅野忠信さん演じるホーガンの扱い。序盤で、なんか1人だけ出番を減らされるような扱いでしたね。なんかやらかして製作陣から冷遇されたのではと疑うレベルです(笑)。終盤に再登場するものですから、ここで活躍するための伏線だったのか、と思ったらそういうわけでもないし。なんかもったいないですね。

 

最後に

今回は映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の解説&感想でした。最後までしっかり面白いストーリー展開と、独自の設定を活かしたアクションが楽しい作品でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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