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映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』解説&感想 スーパーヒーロー映画とカンフーの融合

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どうも、たきじです。

 

今回は2021年公開のアメリカ映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の解説&感想です。MCU作品としては『ブラック・ウィドウ』に続く第25作にあたります。

 

 

↓ MCU前作の解説&感想はこちら

 

作品情報

タイトル:シャン・チー/テン・リングスの伝説

原題  :Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings

製作年 :2021年

製作国 :アメリカ

監督  :デスティン・ダニエル・クレットン

出演  :シム・リウ
     オークワフィナ
     メンガー・チャン
     ファラ・チャン
     フロリアン・ムンテアヌ
     ユン・ワー
     ツァイ・チン
     ベネディクト・ウォン
     ベン・キングズレー
     ミシェル・ヨー
     トニー・レオン

上映時間:132分

 

解説&感想(ネタバレあり)

香港流のワイヤーアクションを取り入れた『マトリックス』(1999年)の大ヒットや、翌年公開の『グリーン・デスティニー』の成功によって、2000年代はカンフー映画の世界的な注目作が多く公開されました。その後、いったんブームは落ち着いた印象ですが、まさかスーパーヒーロー映画という形で、カンフーが再び脚光を浴びることになるとは思いませんでした。

 

オープニングでのウェンウー(トニー・レオン)とイン・リーのアクションからすっかひ引き込まれ、バスでシャン・チーが敵と戦うシーンではすっかり本作の虜になってしまいました。

 

バスのシーンはアクション設計が素晴らしいですね。二連結のバスという独特の舞台をフルに活用した戦いは、緊張感とユーモアが絶妙に組み合わさっています。シャン・チー(シム・リウ)の華麗な動き、暴走するバスのスリル、そしてケイティ(オークワフィナ)のコミカルな態度が生む軽快さが見事に相乗効果を生み出しており、終始ニコニコしながら楽しめました。

 

このシーンに限らず、ケイティは終始物語に活気を与えています。彼女のコミカルでテンポの良い台詞回しは、緊迫した場面でも笑いを提供し、観客をほぐしてくれます。また、中盤かららトレヴァー・スラッタリー(ベン・キングズレー)も加わり、2人が良いスパイスとして、本作のコメディリリーフを担っています。

 

舞台がター・ローに移ると、クライマックスに向けて状況が明確になります。やがて訪れるであろうウェンウーを倒し、魔物の復活を阻止するための戦いに備え、シャン・チー、シャーリン、ケイティそれぞれが鍛錬を積む様子に、クライマックスへの期待が高まります。

 

しかもここにきてミシェル・ヨーがシャン・チーの伯母イン・ナン役で登場。ウェンウー役のトニー・レオン同様、香港映画のレジェンドの贅沢なキャスティングです。ヨーはMCU作品の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』にアリータ・オゴルド役で登場済み(ワンシーンのカメオ出演)でしたが別の役で再出演です。

 

クライマックスでは、シャン・チーとウェンウーの一騎討ちを経て、ダーク・ゲートから復活した魔物との戦いが繰り広げられます。"偉大なる守護者"の龍を巻き込んだダイナミックなアクションは迫力満点ですっかり見入ってしまいました。

 

ただ、中国神話をモチーフにした物語なのに、魔物のデザインがいかにも西洋的なのは少し違和感がありましたが…。

 

最後に

今回は映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の解説&感想でした。ユーモアを交えながら、見事なアクション設計でスーパーヒーロー映画とカンフーを融合させており、とても見応えのある作品でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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