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映画『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』感想 それなりに良く出来たコナン映画第一作

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どうも、たきじです。

 

今回は、映画『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』の感想です。『名探偵コナン』の劇場版第1作です。

 

作品情報

タイトル:名探偵コナン 時計じかけの摩天楼

製作年 :1997年

製作国 :日本

監督  :こだま兼嗣

声の出演:高山みなみ

     山崎和佳奈

     神谷明

     山口勝平

     茶風林

上映時間:95分

 

感想(ネタバレあり)

ゲストキャラが森谷帝二くらいしかいないので、犯人が彼なのは割とバレバレですが、彼の犯行の理由だったり、新一に恨みを持っている理由だったりは、しっかりと伏線回収しつつ、なるほどと思わせるものでなかなか良かったです。環状線に仕掛けられた爆弾の「60km未満で走ると爆発する」という仕掛けもひねりが効いていていました。


途中で、名探偵コナンのメインテーマに歌詞が付いた曲が挿入歌として流れましたが、あれって歌詞あったんですね。あのタイミングで歌詞付きテーマ曲を流すセンスは少し時代を感じてしまいました。


クライマックスはビルの爆発に蘭が巻き込まれるという、映画版らしい大胆な展開。倒壊しかけたビルに閉じ込められた蘭が、新一(コナン)の指示で最後の爆弾を解体します。


最後に切るコードが赤か青かは設計図からは読み取れず運任せ。蘭が「ラッキーカラーが赤」と言っていたことを森谷が聞いていたことを思い出した新一は、慌てて「青を切れ!」と叫びますが、蘭には届かず。蘭がコードを切るカットはモノクロになって、どちらを切ったか分からなくする演出は好きです。


無事に爆弾は停止。切ったのは青。「赤い糸は切れなかった」。ちょっと恥ずかしくなる理由ですが、これも伏線回収で心地良いです。


爆弾の解体で赤と青のコードのどちらかを切るかを迫られるというのは割とよくある展開だと思いますが、そこにラッキーカラーを絡めるというのはドラマ『古畑任三郎』でもやっていました(木村拓哉が犯人の回)。ちなみに古畑任三郎の方が1年早いです。

 

最後に

今回は、映画『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』の感想でした。アニメの映画化としてはそれなりによく出来ていて、コナン映画第一作として卒のない出来だと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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