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映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』感想 ファンサービスは多いけど…な第27作

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どうも、たきじです。

 

今回は、2023年公開のアニメ映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の感想です。『名探偵コナン』の劇場版としては前作『名探偵コナン 黒鉄の魚影』に続く第27作にあたります。

 

 

↓ 前作の感想はこちら

 

作品情報

タイトル:名探偵コナン 100万ドルの五稜星

製作年 :2024年

製作国 :日本

監督  :永岡智佳

声の出演:高山みなみ
     山口勝平
     山崎和佳奈
     小山力也
     堀川りょう
     宮村優子
     ゆきのさつき
     小野大輔
     遊佐浩二
     緒方賢一
     林原めぐみ
     岩居由希子
     高木渉
     大谷育江
     松井菜桜子
     石井康嗣
     M・A・O
     池田秀一
     津田健次郎
     高野麻里佳
     松岡禎丞
     菅生隆之
     中博史
     銀河万丈
     大泉洋

上映時間:111分

 

感想(ネタバレあり)

『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は、推理要素がかなり薄かった前作(『黒鉄の魚影』)に比べて、「探偵モノ」としての輪郭はしっかりしています。歴史、暗号、函館の地理、そして刀をめぐる過去の物語などが複雑に絡み合う謎解きが展開されます。

 

ただ、色々推理した挙句、気球まで飛ばして大掛かりな推理ショーまでやって、謎解きの直接的な答えは「刀は函館山にあった」というだけ、というのはやや拍子抜けではありました。「答え」そのものよりも、「過程」を通じて背景のドラマを描くことに重点を置いた作劇だと理解はできるのですが…。

 

誇張されたアクション演出は相変わらずで、そこは素直に楽しみたいところ。飛んでいる小型機の上でチャンバラするなんて、現実味はまったくないですが、コナン映画としては、むしろ一種の様式美と捉えるべきでしょう(笑)。

 

さて、本作の見どころの一つは、服部平次の告白シーンや、怪盗キッドの父親にまつわる過去への言及などの、シリーズファンが喜ぶ展開です。さらには、『まじっく快斗』や『YAIBA』といった青山剛昌作品からのゲストキャラクターもファンサービスの一つでしょう。

 

こうしたファンサービスは嬉しい一方で、それらが映画本体を食ってしまっているようにも感じられました。一本の映画作品として完成度の高い作品に仕上げることよりも、映画がファン向けイベントになっているというか、内輪受けに寄っている印象を受けるというか。

 

また、サブキャラクターたちの登場も、やや場当たり的な印象を受けました。特に阿笠博士や少年探偵団の出番は、物語の進行とは関係が薄く、無理にねじ込まれたような印象が否めません。映画で恒例となっている博士のクイズのくだりも、あっという間に終わってしまって、もはや「やりました」という実績づくりのようで…。

 

最後に

今回は、映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の感想でした。ファン向けの要素が多く、その点は楽しめるものの、それらが前面に出過ぎて、一本の映画としての完成度がやや損なわれているようにも感じられる作品でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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