どうも、たきじです。
紅葉シーズンも終盤の12月中旬、千代田区の日比谷公園に行ってきました!
12/10〜12/25で、東京クリスマスマーケット2021も開催中です!
日比谷公園に行ってきた
日比谷公園について
日比谷公園は、千代田区にある都立公園です。この地の歴史は、安土桃山時代に始まります。それまでは日比谷入江と呼ばれる海域でしたが、江戸に転封された徳川家康がこの地を埋め立てました。江戸時代は大名屋敷が立ち並んでいましたが、明治時代に大名屋敷が廃された後は、一時、陸軍に利用されました。その後公園として整備され、1903年に開園しました。
四季折々の表情を見せる花や木々、江戸城の堀の一部であった面影を残す心字池、そして日比谷公会堂、音楽堂、飲食店、テニスコートといった施設など、楽しみの多い公園です。
公園は常時一般開放されており、無料で入ることができます。
園内の風景
日比谷公園は東京メトロ日比谷駅から地上に出るとすぐ。向かいには江戸城(皇居)があります。内堀(日比谷濠)の石垣が見えます。
日比谷通り沿いの小道は紅葉が見頃でした。
フィリピンの独立運動に取り組んだ"国民的英雄"ホセ・リサールの胸像があります。
こちらは心字池。日本庭園のように作庭されています。ちょうど庭師の方が木々の手入れをされていました。
心字池はもともと江戸城の堀の一部でした。写真にある石垣は江戸時代のものです。ちなみに自然石をそのまま積む、"野面積み"という積み方です。江戸城の中心部に近づいていくほど、"打込み接ぎ"、"切込み接ぎ"といった整形された石積みになっていくので見比べてみるのも面白いですよ。
こちらは日本の南極観測隊が南極から持ち帰った石だそうです。
こちらは古代スカンジナビア碑銘譯。スカンジナビアの人々が、ヨーロッパから日本への北極経由の空路を開拓したそうで、こちらはその10周年を記念したものだとか。
こちらは開園当時の水飲み場が保存されたもの。もちろん今は飲めません。
こちらは第一花壇。
自動の芝刈機がありました(停止しています)。
ここだけ切り取ると春のようにも見える風景です。
大噴水の方面に大行列ができていました。
12/10から開催されている東京クリスマスマーケット2021に入場する列のよう。入場は有料(1000円)で、事前予約制のようです。12時前でしたが、当日券は完売のようでした。
マップ中央下の大噴水周りで開催されています。
こちらはクリスマスマーケットのシンボル、クリスマスピラミッドです。本場ドイツから送られてきたもののようです。
あ、ちなみに私は入場しておらず、会場外から写真を撮っているだけです(笑)。こういう写真を載せると、入場したみたいでしょ。
こちらは大噴水側から見た第二花壇。正面には日比谷公会堂があります。
日比谷公会堂側から見た第二花壇。
大きなソーラー時計がありますが、故障中でした…
日比谷公会堂は老朽化のため休館中。改修工事を行うようです。
こうして見ると、廃墟のような雰囲気も醸し出していますね…
公会堂の裏側は市政会館になっています。
日比谷公園内には大音楽堂、小音楽堂があります。こちらは大音楽堂。
さて、日比谷公園で最も美しいのは、雲形池周辺ではないでしょうか?紅葉が見頃です。
鶴の噴水がシンボルです。
ゆっくりと紅葉を楽しみます。
こちらの黄葉したイチョウはだいぶ散っていますが、イチョウの絨毯がきれいです。
こちらは老舗のレストラン、松本楼。開園当時からあるので、100年以上の歴史を誇ります。
建物は関東大震災、デモ隊の火炎瓶による火災で二度焼失しており、現在で3代目になります。オシャレな外観です。
草地広場には遊具があるので子供も楽しめます。
雲形池と草地広場の間はイチョウ並木。美しく色づいていました。
最後に
東京を代表する歴史ある公園、日比谷公園。日本庭園の風情のある趣と、西洋庭園の整然とした造形美を備えた、美しい公園でした。クリスマスマーケットに入れなかったのは残念でしたが、これはまたの機会に。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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