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浜離宮恩賜庭園に行ってきた

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どうも、Takijiです。

 

6月初旬、浜離宮恩賜庭園に行ってきました!

 

 

浜離宮恩賜庭園に行ってきた 

浜離宮恩賜庭園について

 ”離宮”とは、皇室の別邸を意味し、”恩賜”とは天皇から賜ったものを意味します。したがって、「”浜離宮”という名の皇室の別邸だったものを天皇から賜った庭園」という意味になります。

 

もとは徳川将軍家の別邸の庭園で、十一代将軍家斉の時代に現在の姿の庭園が完成しました。明治になってから皇室の別邸になり、"浜離宮"の名前になりました。その後、昭和20年(1945年)に、東京都に下賜され、翌年から一般公開されました。国の特別名勝及び特別史跡に指定されています。

 

園内の風景 

浜離宮は海を埋め立てて造られており、四方を水で囲われています。南東面は東京湾、南西面は汐留川、北東面は築地川、北西面は堀になっています。

 

庭園の入口は中の御門と大手門の2か所があります。今回は中の御門から入りました。中の御門橋を通って北西面の堀を渡ります。

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入園料(大人300円)を払って園内に入ると、目の前に緑が広がります。

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新緑のソメイヨシノ。

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ハナショウブが見ごろです。

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松の木が伸びる野外卓広場。

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鴨猟を行う"鴨場"は全国で5か所にしか残っていないそうです。そのうちの1か所である浜離宮庭園には2つの鴨場が残っています。大きな池と繋がった細い堀(引堀)に、囮のアヒルや餌によって獲物の水鳥をおびき寄せ、鷹や網で捕まえます。

 

引堀。水鳥が飛来する大きな池と繋がっています。

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小覗。ここで音を鳴らして、飼いならした囮のアヒルを呼ぶとともに、つられてくる水鳥の様子を隠れて確認します。

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獲物を供養する塚もありました。

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馬場跡。

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池の前に出ると目の前が開けます。この大きな池は、東京湾から海水を引き入れた"潮入の池"です(鴨場の池とは別です)。

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富士見山から。なかなかいい眺めです。f:id:takiji05:20190615231217j:plain

 

庭園の南西面。東京湾に面しています。

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海手お伝い橋。

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アジサイがきれいに咲いています。

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向こうに東京タワーが見えます。

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先ほどのとは別の、もう一つの鴨場があります。

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水門。東京湾の潮の干満に従って開閉し、池の水の出入りを調整しています。

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新樋の口山。

 

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将軍お上がり場。将軍が船に乗降する場所でした。

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鳩がいっぱい。苦手だな…。

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水上バスの発着場があります。浅草や日の出桟橋と水上ルートで結ばれています。

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庭園内に旧稲生神社があります。

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梅の実がたわわに実っています。

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この黄色い実はなんでしょうか?たくさん落ちています。すごい鳥が来そう…

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内堀があります。

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こちらは三百年の松。かなり立派な、歴史ある松の木です。六代将軍家宣の頃に植えられたと言われているそうです。

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かつてはここに延遼館という迎賓館がありました。南北戦争の北軍を率いたグラント将軍も滞在したそうです。明治時代のうちに、老朽化のため解体されました。

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最後に

10年ほど前に桜の時期に訪れたことはありましたが、季節が変わればがらりと印象が変わるのが日本庭園の魅力。今回もとても楽しめました!

 

お隣の旧芝離宮恩賜庭園に比べて広い庭園です。今回は時間の都合で1時間半ほどの滞在でしたが、時間が許せばもう少しゆっくりしたかったですね。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!