どうも、たきじです。
今回は2000年公開のアメリカ映画『ディナーラッシュ』の解説&感想です。
作品情報
タイトル:ディナーラッシュ
原題 :Dinner Rush
製作年 :2000年
製作国 :アメリカ
監督 :ボブ・ジラルディ
出演 :ダニー・アイエロ
エドアルド・バレリーニ
カーク・アセヴェド
ビビアン・ウー
サマー・フェニックス
ジェイミー・ハリス
ジョン・コーベット
マーク・マーゴリス
サンドラ・バーンハード
上映時間:99分
解説&感想(ややネタバレあり)
本作は、ルイス(ダニー・アイエロ)が経営する人気レストラン「ジジーノ」が舞台。オープニングでルイスの友人のエンリコがギャングに殺されるシークエンスを除き、本作はこのレストランを舞台として、しかも一夜の出来事が描かれます。
本作はレストランで働くスタッフと、レストランを訪れる客を描いた群像劇であり、キャラクターは実に多様。レストランのスタッフは、ルイスの息子の料理長、ギャンブルに溺れる副料理長、副料理長と裏でイチャつく女、画家を目指すウェイトレス、博識なバーテンダーなど。対する客は、バーで一人飲みの証券マン、レストランを買収しようとする2人組のギャング、態度が鼻につく老画商、著名な料理評論家の女、ルイスが招いた刑事とその妻など。
こうしたキャラクター達の人間模様を手際よく軽快に描き、たわいないながらも聞き入ってしまうような会話の連続が飽きさせません。また、時々挿入される調理シーンが、ブリッジのように場面を繋ぎます。
そして、映画のクライマックスにはストーリーが大きく動く一仕掛けがあり、なるほど、そう言う映画だったか、とうならされます。
ただ、今回20年ぶりくらいの再鑑賞でしたが、初見時のようには驚きはありませんでした(当たり前か)。改めて見ると、クライマックスの仕掛けは、取ってつけたように感じられなくもありませんでしたね。もう少しキャラクターが複雑に絡み合っていると違ったのでしょうが。
最後に
今回は映画『ディナーラッシュ』の解説&感想でした。1シチュエーション、1ナイトを描いたユニークな群像劇。クライマックスに施された一仕掛けも楽しい作品です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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